白夜慟哭

この国を破壊する為
太陽を盗んだ九番
彼は何を憎んでいたのか
もう分からない程に
全てを呪っていた
新しい祝福を与えると
彼は本気で信じて
この国の中心に目掛け
太陽を炸裂させる
生きる者は皆
白夜に慟哭する暇も無く
息絶えてしまった
九番がこの国に落とした
太陽が眩し過ぎたから


読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします