篝と言う名の
殺し屋が居た
それは曖昧な過去
皆が貧しく
何かに飢えていた頃
私腹を肥やし
贅沢に溺れる者も
確かに存在した
彼は静かに息を吐き
不平等に訪れる死の
幕を下ろす
漆黒の海で
揺らめく篝火のよに


読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします