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#36 淡い思い出

先日久しぶりに実家に帰りました。
今日はその時のお話をしたいと思います。


NSCの授業もひと段落着いたので先日相方のへいじと日程を合わせて三重に帰省してきました。実家に泊まるのは4年ぶりで、実家に入るのは2年ぶりでした。
よくよく考えると僕が三重に帰ってたのはへいじと会うのが目的だったので実家に立ち寄る事があまりなかったのです。
そして帰った日は高校の同級生と飲みに行きました。やっぱり同級生は立派に社会人をしています。そして売れない芸人にご飯をご馳走していただいて本当に感謝です。
売れない芸人をできてるのはみなさまのおかげです。
でも友達が僕が帰ってきてるのをSNSにあげたところ誰も反応してこなかった事は忘れません。人望が欲しいですね。

そして何より印象的だった事があります。
それは実家に帰った時に僕と兄の部屋がなくなっていました。でも勉強机だけ残っていたのですが少し悲しかったです。
それでおそらくおかんが僕の勉強机の中を整理したのでしょうね、勉強机の上に中学の時に唯一もらったラブレターがドンっと置かれていました。それを見た時にさすがに笑ってしまいました。なんの目的で置いたのかはわかりませんでしたが、こんなのがあったなと懐かしい気持ちになりました。
モテてこなかったのでラブレターをもらうなんてありませんでしたから。
その手紙は僕が中学の時初めて付き合って2ヶ月間一言も話さず別れた子からもらったものでした。中学2年の時に僕は携帯を持っていなかったので彼女の電話番号が書いてあり、いつでも電話してきてねと書いてありました。シャイボーイの僕を気遣ってくれた優しい手紙でした。僕はその優しさを踏みにじり一度も話さなかった事を悔やみました。
そしてその子と別れた後に女子のグループに干された事も思い出し自己嫌悪にかられました。だから思い切ってその番号に電話をかけて謝罪しようかと迷いましたがさすがにキモいのでやめました。
また干されたくありませんので。

いまの子達ってラブレターとか渡してるんですかね?やっぱり文字で気持ちを伝えるのは大事ですよね。
まさか実家に帰ってこんな気持ちになるとは思いませんでした。
よっしゃ、好きな人ができたらラブレター書きまくるぞー!

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