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超初心者でもわかる腸内環境の整え方・補足

なぜ水を飲むと腸に良いのか?前回の記事『超初心者でもわかる腸内環境の整え方』”1.水を飲む習慣をつける”では、コーヒーやお茶ではなく【水】を飲む習慣をつけることを推奨した。だがそもそも、なぜお茶などの水分ではなくて水なのか。その解説をしていなかった。今日は、【なぜ】水を飲むのが腸活に効くのかお話ししたい。

人間の体はその60%から80%が水分でできている。そして、1日に約2リットル以上の水分が尿や便として。また汗や呼吸を通して体外に排出される。生きているだけで2リットル以上の水分が失われるので、運動や真夏で汗を大量にかく時はこまめな水分補給が必須である。

汗を大量にかく環境にいないなら、1日に摂る水分量は1リットルから2リットルの間が理想だ。この量は個人差があり、身長や体重によって変わってくる。

それではまず、水を飲むことで得られる5つのメリットをみていこう。

1.利尿・排便作用

食物繊維が老廃物と水分を巻き込みながら腸内のお掃除をする。この際、水がないと固い便になってしまう。水が潤いを与えて排泄しやすい便が作られる。

2.血液循環

水は血液の材料となる。ドロドロの血液をサラサラにするのが水だ。血液がサラサラになると、血液の流れがよくなり血液循環も良くなる。

3.解毒作用

水には体の中に入り込んだ毒性を薄める希釈作用がある。日常的に体に入り込むもので有害といえば、真っ先に挙げられるのが食品添加物だ。他には環境汚染物質やたばこの煙など。体に有害なものを分解、希釈することで水は体内をキレイに浄化してくれる。

4.新陳代謝の促進

人の細胞1個1個は生きている。栄養素を受け取って老廃物を出す役割を担うのが水だ。水が体内をめぐっていれば代謝は活性化される。食べたものも代謝しやくすなり、体温が上昇する。体温が上昇すると免疫力も上がり、生活習慣病などのリスクが下がる。

5.鎮静効果

緊張や興奮している時は脳に血液が集中しているため、水をゆっくり飲むと脳に集まっている水分が胃腸に戻り、気分が落ち着く。神経を落ち着かせるには、カルシウム含有量の高いミネラルウォーターがお薦めだ。

水を飲むと風邪やインフルエンザにかかりにくい?

風邪やインフルエンザ、細菌・ウィルスなどがノド、鼻などの粘膜に付着する。そこから増殖して炎症をおこすことで、発症する。ウィルスが鼻などの粘膜に付着しないようにするには、こまめに水を飲むことが重要だ。

たかが水、されど水。水には驚きの作用がいっぱいだ。さあ、深く考えるのは止めて、今から水を飲む習慣をつけて欲しい。そう、あなたがすべきことはたった1つ。水を飲もう!

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