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精神疾患と睡眠不足とかの話

書いてなかったっけ???
入眠困難で悩む方が多いというか記事が目立つので、薬剤会気付けよの意味も添えて書きます。

前提、私は麻酔等、入眠に対する薬物が効きすぎる母を持ちます。3時間用の麻酔で10時間だかなんだか目を覚まさず、父に「もう目を覚まさないのかと思った(←心配性)」とか言われる母です。
そして私は母と体質がよく似ています。

なので、精神科(心療内科、クリニック)にかかった際も、最初は睡眠の質の安定に着目されましたが、眠剤と麻酔は似て非なるが似てるので断固拒否
というかいちばん弱いやつでも拒絶反応がでた気がするし飲めないんじゃね。

でも私は入眠困難。
母でも音を上げるほど寝つきが悪い。
子守唄3時間とか今考えても拷問だよな。ヒトカラでもそんなに歌う??
寝つかない、寝てもすぐ起きる、起きたら寝つかない(以降無限ループ)
眠剤が出てもすぐ起きちゃうんですよ。
他の人は「最低4時間、長いと12時間眠い」とかいう眠剤ですが、私1時間くらいで切れる。
でも体質は母似なんですよ意味わからんよね

なので、基礎から組み立て直しました。
眠りに落ちるために必要なのはバランス。
交感神経と副交感神経のバランスです。
要約してサクッといくと、私は交感神経の方に天秤が傾き過ぎているわけです。

セロトニンを増やすために、トリプトファンの生成を試みた事もあります。
生活習慣で「この時間は就眠」と体に覚えさせるもやりました。
副交感神経が優位になることも片っ端からやり、上手くいかない時は工夫もしました。
食事療法もしました。
運動で眠くなるもやりました。(この頃からストレッチ癖がついた)
世間が推奨する全てが合わなかった

ということは、私はセロトニンを増やすとかそっちではなく、アドレナリンをどうにかするべきと思いました。
ただ、アドレナリンやドーパミンへの資料は少なく、一時期難航しました。
そしてふとある日思い出した、体の弱い私の幼少期。1週間に3回風邪をひく脆弱な体。
内科によく行くのは必然でした。

そこの内科医が出す風邪薬、飲むと必ず寝るのです。しかも1日4回出されるため、ご飯食べる→寝落ち→ご飯食べる→寝落ち(ループ)
その薬について調べることにしました。

一時期使っていた市販の眠剤も効いたので、共通項があるのだろうと並べて読んでみたらビンゴ。
同じ薬剤物質が入っています。
効能:(要約)アドレナリンの着床阻害

このことについてかかりつけ医と話していたら、
①脳は興奮物質を産出しただけでは交感神経が優位にはならない。←知ってる。
②脳には興奮物質を受容する受容体が6つある。←なんだそれは。
③興奮物質を受容体が着床させたら交感神経が優位になり、結果的に興奮状態(例:過呼吸)になる。

なら、
①産出を抑制する。←これが精神薬
②着床前に分解する。←痛み刺激なら例えば鎮痛剤がそういうもの
③着床前に阻害する。←これが風邪薬だった

PL剤といいます。
子ども向けと名前がつく程度には弱い風邪薬ですが、精神薬と違い依存性がなく、要するに離脱症状を気にする必要が無い
入眠困難にも使用していますが(私だけが)、過呼吸を起こした時にも使えるのは自分で実証済なので、入眠困難でなくともお供にできます。
内科医、精神科医共に処方できます。
無理でもドラッグストアにはあります。

PL剤だけでも眠くなる人は眠くなりますが、あくまで興奮作用物質の着床阻害をするだけので、必要に応じて精神安定剤とか抗うつ薬と併用すると寝れます。
ただ、効き始めは遅いためイラつかないでほしいです。追加で飲むと飲んだ分次の日が潰れます。抜けないから。
薬が効き始めるまでの時間、抜けるまでの時間を記録するのがいいですね。

まあ私が言えたことじゃないんだけどね。
(毎日破壊衝動が出てくる重症)

私以外の誰かの助けになるなら
私の勉強も無駄では無いでしょう。

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