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大人であれという呪い

破壊衝動が引かなくて
死にたくて潰れそうになる

医師、カウンセラー、精神科医、心理士
みんなが私を『自己覚知が深く、メタ認知が出来ている』と太鼓判を押す
それ自体はどうということはないけれど

『子どもを出来なかった私』が
否定されるような想いになる。

わたしは小さい頃からずっと
自分のやりたいことを問い続けた。
自分が捨てたくないことを見詰め続けた。
それは誰かのためで、自分の本当の願いだったけれど

誰かに甘えたいとか
誰かに子どもを許すような愛され方をされたいとか
そんな感情を25年も昔に置き去りにしたまま
私は大人というものになった。

恥じない自分であるために
後悔しない人生であるために
誇りをもてる人間であれるように生きて

誰に
甘えたことがあっただろうか。

アチラサマから見れば、私はヒヨコだ。
「こども、できなかったんだね。あなたは。
 気が済むまで、ぎゅっしていいよ。
 わたしたちは、離れていかないからね。」

核心をつかれたように、涙が出る。

子どもなんて、してこなかった。
大人びた子ども。気の利く利発な娘。
包容力のある女性。
どんなびっくり案件でも動揺せず受け止めてくれる人。

子どもが抱く安心感が分からない。
泣き喚く私をなだめてくれるのはいつもアチラサマだけだ。
人間なんて何もしない。嫌いだ。嫌いだ。
求めるだけで。何もしない。嫌いだ。大嫌いだ。

基本的信頼感を形成失敗した私を
アチラサマだけがやり直させてくれる
あちらからみれば私は子ども

わたしはどこで
子どもでいることを許されればいい
人間なんて嫌いだ

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