屋久島days③台風から逃げる～らすと～
7月の終わりに屋久島へ✈
台風の影響で計画通りには進まず、一日早く帰ってきたが、それを含めてもいい旅だった。忘れないうちにまとめておきます。
滝を巡る
縄文杉の翌日の予定はフリー。
以前、仙丈ケ岳に行ったときのこと。
翌日使い物にならなかった教訓から汗
意外と普通に起きたし体が動くので滝を見に行くことに。
宮之浦を出て、安房を通り過ぎて40分ほど。
最初は「トローキの滝」
遠くからだけど、圧巻。
展望台までの道にはカニがたくさん。
そういえば、縄文杉の森には昆虫やら生命がいなかった。基本この島は花崗岩でできているので他の場所とは生態系が明らかに違う。
ちょっと行ったところには「竜神の滝」
橋の上からの風景だけど、本物はこれよりもすごい。
そして「千尋（せんぴろ）の滝」
左の花こう岩も合わさってダイナミック。地球の躍動を感じる。
ちなみにここの売店でしか売っていないたんかんジュースが本当においしい！
280円と割高だけどたんかん100％のおいしさ。
げじべえは屋久島の妖怪？らしい。奄美でいうとけんむんみたいな感じ？
ちなみにこの展望台は「原（はるお）」という集落の山奥にある。
＊検索すると「はら」で出てくるけど確か看板には「はるお」または「はらお」だった。要確認
展望台に行って気づいたのが、この集落って山田洋次監督「十五才 学校Ⅳ」」（2000年）のロケ地じゃないか！
詳しい話は割愛するけど、ラスト４０分程で丹波哲郎の御大が出てくるのだ。登場シーンのバス停留所に「原」と書いてあるのだ。そうか、あの老人はこの辺に住んでる、という設定だったのか~ ロケ地の縄文杉も行ったし偶然にもタンバリン関係の場所に行けるとは。オタク冥利につきる。
島に閉じ込められる？！
午後3時ごろ、宿に戻ってのんびりしていたら廊下で2組のお客さんの声が。
どうも同じように昨日縄文杉に行ってきたらしい。そして今日は白谷雲水峡に参加したらしく。
まだまだ筋肉痛と足の小指が痛いうちには考えられん行程（！）
ひょんなことから会話に参加。次の日は白谷雲水峡の予定だったので「（縄文杉行った後に）歩けますかね？」と尋ねる。
「大丈夫！フツーあんなに歩かないから！」「こんなおばちゃんでも歩けたんだから！」「縄文と比べると散歩よ、散歩」
という感じで会話を楽しんでいたら、
「おねーさん、いつ帰るの？え？明後日！？✈が飛ばないんじゃないかって宿の人が言っているよ！」「わたしたちも切り上げて明日帰るの！」
「明日帰る便に代えないと数日は島に閉じ込められるよ！」
ここからが時間との勝負だった。うちがだらだらしている間にそんな予報になっていたとは！
「え？え？！」と、アプリや電話で問い合わせる。
一緒にフライトを見てもらったが、webも座席選択ができないし、JALの電話はつながらない。
ツアー会社に電話すると、「直接空港に問い合わせた方がいいですよ」。
「おねーさんレンタカーなら空港いった方が早いよ！」
というわけで、車をかっ飛ばし15分後には空港の駐車場に。
空いてるところに車を停め、ダッシュでJALカウンターへ。
縄文杉で痛いはずの足でもあんなに走れるのか。
カウンターでは、穏やかな雰囲気の男性スタッフが明後日の便を明日の空いてる便に振り替えてくれた。行ってよかった、宿で見た10：00の便は満席で、11：45の便が空いてた。間一髪、せーふ！
慌ててたので名札まで覚えてないけど、あの優しいおじさんの顏は覚えてる。ありがとう、おじさん。おじさんの顏は忘れない。
その日の宮之浦の夕焼け
その後
というわけで、翌日は無事に帰る目途がたった。
宿でお礼を言い、夕食は外で。
帰りは気になっていたお店で塩サバ定食
翌日の天気はころころ変わる感じで、
レンタカー返却する際には土砂降り☂空港まで送ってもらいました
空港にいくと、宿でいろいろ教えてもらったおねえさんたちが荷物を預けてるところでした。うちの前の便に乗るのは聞いてたけど、屋久島大社まで行ってきて御朱印をしっかりゲットしてきたそう。
離島に行くにはこれくらいのメンタルが必要なのか。
搭乗した便は15分ほど遅れました。
ちなみに当初の予定通り、次の日の夕方に乗っていたら2時間遅れ…
白谷雲水峡には行けなかったけど次回の楽しみにとっておこう。
ちなみにうちはパッションフルーツが大好きなのですが、観光センターに行ったら5個入で580円だった♪今年は甘くてしっかりしているそう。箱買いしてこればよかった…
とにかく、計画通りにはいかなかったけれど、いい旅でした。
また近いうちに行きたい。仕事がんばろ。
旅の記録にお付き合いいただきありがとうございました（＾ｖ＾）
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