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クラフトビール日記:うちゅうブルーイング SATURN(617)

は、ハッピーバレンタイン!(セミラミスっぽく)
……というイベントを口実に、インペリアルスタウトを飲んでやる。
色々とスタウトのストックはあるけど、さすがに平日の夜に500ml缶や750mlの大瓶はキツいので、350ml缶の手頃なやつを。
都内を探して見つけた、うちゅうブルーイングのSaturnを飲んでみる。
インペリアルデザートスタウトを名乗るくらいなので、チョコ系で甘めのスタウトだろうな、と。

1〜3バッチ目は飲めていたのだけど、その後うちゅうが作るインペリアルスタウトを飲む機会が全くなかったのだけど。今回、用事のついでに都内のビール屋やビアバーを巡って、たまたま見つけたのでゲットしてきた。

感想

2バッチ目のようなとことん甘いスタイル……ではなく、意外と甘くない。
粘性の高い液質で、ペイストリーな感じかと思いきや、思いのほかロースト感の強いビターな味わい。チョコというよりはコーヒー寄りかな?
濃厚なビター感とまったりとした舌触りで、飲んですぐの印象は濃厚。ただし苦みも甘みも余韻は(この粘度にしては)比較的短めで、ボディ感はあるものの、意外とドライなのかなとも思う。
フィニッシュでわずかに甘みを感じて、苦みと混ざってチョコっぽく感じるのはそのタイミングかも。

バナナは入っていないので、エステル香のようなものは無し。
初期Saturnから考えるとだいぶ変わったなぁ。
ドライではあるけど、ボディ感はGateway以降のWCBや三銃士とも比較できるレベルにあるので、あとは余韻を楽しめるようになればパーフェクト。
同タイミングでナッツ系の副原料を加えたパターンがあるようなので、そちらの方が後ろにフレーバーを感じられそう。もしかしたら余韻の点もクリアしているのかも。
最近はバレルエイジドにも挑戦しているようなので、うちゅう流インペリアルスタウトのスタイル確立を楽しみに待ちたい。
おそらく、定まるまであともう一歩。

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