クリスマスのワインって高くなきゃダメなの?
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先週に私のnote経由で初めてのオススメワインのお買い上げがありました。
本当に嬉しくて涙が出そうでした。私のnoteを読んでくれて、興味を持ってワインを手に取ってくれる。
こんなに幸せで嬉しいことはありません。noteを書き始めてよかったと実感しました。
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・はじめに
今回はクリスマスに楽しめるワインについてご紹介します。
みなさまは、クリスマスにワインを楽しむとしたらどのようなワインを思いうかべますか?
クリスマスのワインの定番であるシャンパーニュを筆頭に、高級ワインを想像する方も多いと思います。
実際に私もワインの勉強をするまでは同じイメージを持っていました。
高級レストランで高級ワインでクリスマスディナー。確かに美味しくて素敵な体験です。
しかし、それだけがクリスマスのワインの楽しみ方でしょうか?
今は、いろいろな物価が上がり、すべての人がクリスマスディナーやワインに奮発できるわけではないと思います。
でも大丈夫です!安心して下さい!!
このマガジンのモットーは日常生活でのワインです。
テイクアウトのオードブルなどに合わせやすいコスパのいいワインをご紹介します。
今回の記事を読めば、クリスマスでのコスパのよいワインの選び方がわかります。
・ドイツ ゼクト リースリング
ドイツ・モーゼルのスパークリングワイン、ゼクトをセレクトします。
フランスのスパークリングワインのシャンパーニュは定番ですが、安い物でも4000円以上します。
こちらのゼクトはシャンパーニュと同じ製法ではないです。よって価格も抑え目です。
ただし、だからといってシャンパーニュに比べて品質が低いわけではありません。
理由は、使用しているリースリングというブドウ品種です。
シャンパーニュの製法よりも、まとめて大量に造るゼクトの製法の方がリースリングのキレのよい酸味の特徴がワインに残ります。
今までの記事で何度か説明しましたが、スパークリングワインはペアリングの幅広さが魅力です。
よって野菜や肉、魚介の前菜に幅広くペアリングすることが可能です。
・フランス ロゼ ダンジュ
フランス・ロワール地方の中甘口のロゼワイン、ロゼダンジュをセレクトします。このワインの最大の魅力は飲みやすさです。
普段ワインを飲まない方やワインが初めて、もしくは苦手といった方でも気に入っていただけると思います。
意外ですが青椒肉絲や麻婆豆腐などの中華と好相性です。オードブルにもよく入ってたりしますよね。
少し甘めのデザートチーズとも相性がいいです。また飲み口の良さからワイン単体でも問題なく楽しめます。
・イタリア バルベーラ パッシート
イタリア・ピエモンテ州のバルベーラ パッシートをセレクトします。
今回のワインの中ではイチオシです。
バルベーラはピエモンテ州原産のブドウ品種です。陰干し製法パッシートで造られています。
パッシートは陰干しで重厚感が出やすいのですが、その代わりにレーズンの風味が強くなり、ブドウ品種の特徴が出にくくなることがあります。
しかし、このワインはキレイな酸とバルベーラの華やかな香りが重厚感と同居しています。
『バーベキューとワイン』の記事に登場した南イタリアのパッシートよりも香りが華やかなワインです。
合わせるお料理は、定番のローストチキンやローストビーフなどのお肉全般と好相性です。
・フランス・南西部 ルピアック (貴腐ワイン)
貴腐ワインはソーテルヌ。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
おそらくソーテルヌは世界中の貴腐ワインの中で、最も有名だと言っても過言ではないと思います。
ただし、有名ということは値段も高めになります。ソーテルヌの中でも価格が安いものもありますが、3,000円以上することが多いです。
このルピアックはソーテルヌ地区を流れるガロンヌ川の対岸で造られています。
対岸というだけで知名度は落ち値段も抑え目です。しかし品質が低いわけでは決してありません。
あくまで私個人の感覚ではありますが、ソーテルヌで無理に安い物を探すより、対岸の地区の甘口ワインを同じ予算で探した方が価格に対しての満足度が高いと考えています。
非常に長くなってしまうので、コスパワインを探す手法については別記事でまとめたいと思います。
アイスアウスレーゼとアップルパイのペアリングは過去記事でご紹介しました。
貴腐ワインの場合ですと、チョコレートケーキが好相性です。ドライフルーツやナッツとも合います。
デザートワインとスイーツを一緒に楽しむと本当に幸せな気持ちになります。
それを大切な人や大事な仲間と共感、共有できれば幸せは何倍にもなります。
・さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は高級レストランではなく、気軽にホームパーティーで楽しめるワインのご紹介でした。
でも「せっかくのクリスマスだから奮発したい!!」
そう考える読者の方もいらっしゃいますよね?
なので次回はレストランでのクリスマスディナーコースの攻略法と、いつもより少しだけ高いワインをいくつかご紹介します。
ワインの感動を共感、共有することによって仲間との絆が深まります。
「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
この記事執筆にあたり、中原師匠、そして支えてくれたノンスタンダードの皆に感謝致します。
また、メンバーシップで学びの機会を与えてくれているクロサキナオ様にお礼を申し上げます。
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