見出し画像

【商品部コメント】海外イベント参加レポート

クラウドクレジット(以下、「当社」)は海外の資金需要者との接点づくりのために、各種関係者が集まる国際イベントに参加し、その業界での認知度を高め、最新の現地情報を収集しています。こうした活動は「ソーシング」と呼ばれており、当社ファンドの貸付先を発掘する最初の一歩です。

2022年に入ってからは、2020年以降のコロナ禍で抑制的であったオフラインでのイベントが各国で再開されており、当社もインドネシアとトルコで開催されたイベントに参加してまいりました。

1. インドネシア

まず、インドネシアで参加したイベントは、バリで2022年6月21日から24日に開催された、アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワーク(AVPN)という、アジア最大の社会的投資ネットワーク団体の年次総会です。44の国と地域から1,000名以上が参加した巨大なイベントでした。

画像1

参加者は、多面的なアプローチでアジアの社会課題を解決しようとする企業や団体、公的機関であり、日本からも当社のようなスタートアップ企業のほか、国際機関や財団などが参加していました。金融包摂や再生エネルギー関連などの社会的インパクト投資の機会発掘にくわえ、事業パートナーになり得る協業先との関係構築や、著名なスピーカーが登壇するセッションでの最新の知見の収集にも非常に有用でした。

画像2

2. トルコ

次に、トルコで参加したのは、2022年6月29日と30日にイスタンブールで開催されたマイクロファイナンスセンター(MFC)の年次総会です。MFCは欧州・中央アジアの36か国から100以上のマイクロファイナンス機関が加盟する団体です。本年の年次総会は、ルーマニア、カザフスタン、ウズベキスタンといった欧州・中央アジア40か国から400名以上のマイクロファイナンスに携わる実務家、投資家、政策立案者などが参加していました。

画像3

当社はこのイベントにスポンサーの一社として会場内の一角にブースを出展し、来場したマイクロファイナンス各社と情報交換をとおして投資機会を探りました。各社とも2020年のコロナ禍の波をくぐり抜け、それを契機に進めたオンライン対応や非対面サービスを活かしたビジネスモデルが多いことが印象的でした。また折しもウクライナ紛争の近隣国からの参加者も多く、現地事情をヒアリングいたしました。

今回は、おかげさまで当社ブースの前に行列ができるほど盛況で、2日間にわたり終日15-30分刻みで数十社との打合せが続き、うれしい悲鳴をあげつつも当地での資金需要の強さを感じていました。

画像4

3. 最後に

これら海外イベントでつながった有望な取引候補先とは、帰国後に改めてオンラインで協議を行い、ファンド商品化の可能性がある場合には審査のステップに進みます。

当社は世界各地の魅力的な投資先を投資家の皆様にご紹介できるよう、このように海外イベントに参加し、ソーシング活動に取り組んでおります。お客様におかれましては、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?