365日日本の名建築69

東京駅丸の内口にあるKITTE。

昔、某政治家の方が取り壊しを反対されていたのを覚えています。

建物の一部を保存し、再生した建築でもあります。

エントランスから奥へ進むと、大きな吹抜けがあって、天井からはトップライトを通して光が降り注ぐ明るい空間となっています。

このトップライトがある巨大なホールに向けて各フロアの廊下が設けられていて、その周りに店舗が配置されています。

このホールのおかげで、建物全体を見渡すことができるので、どこにいても自分の居場所がわかる明快な空間構成となっています。

時期によっては、このホールで色々な催し物が行われているので、楽しみの一つでもあります。

ちなみに屋上庭園が設けられていて、外に出ることもできます。

とても開放的な屋上庭園になっていて、ここからは東京駅の素敵な姿を見ることができます。

東京駅の目の前に面した広場ともつながりが感じられて気持ちがいいですね！

古くなった建物を壊して新しいものを作るのもいいですが、こうやって保存と再生を行っていくことも、これからの建築界では大切なことだと感じました。

ちなみに夜は東京駅の夜景が一望できるので、デートコースとしてもおすすめです^_^