国会前交差点と中央官衙(かんが)道
中央官衙(かんが)線と内堀通りと六本木通り(起点)が織りなす複雑怪奇な交差点が国会前交差点だ。
道路の構造が言葉で説明しづらいので、今回の記事は短めになりそう。
官衙(かんが)の「衙」という字は音読みで「ガ」、訓読みで「まいる」。
漢字検定1級の漢字である。
国会議事堂の正面から皇居に向かってまっすぐ伸び、内堀通りと交わる道路が
中央官衙(かんが)道という。
官衙とは簡単にいうと官庁のこと。
この道を正式名称で呼んでいる人を誰一人見たことはない。
信号のタイミングを軽く紹介しよう。
内堀通りや国会議事堂、六本木通りからの日比谷方向について。
青信号の順番的には
①内堀通り内回り→日比谷
②中央官衙道→日比谷
③六本木通り→日比谷
このうち車両数の少ない②は必然的に青信号時間が短くなる。
ちなみに日比谷から六本木通りに進行する(左手に警視庁、国交省を見る感じ)の場合は、常時左折可能だ。横断歩道があるのだけは注意したい。
前方に横断歩道ありの看板を見た記憶があるのだが、曖昧。
確認できたら、コメント欄にでも残そうと思う。
最後にいつもの現代と江戸末期の同位置地図比較でおしまいにする。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
井伊家と松平家、そこに丹波家、細川家などが続く。
井伊家と松平家の絶大な力を土地の広さで表せる時代。
今でも似たようなものか。