物作り
子供って、手作り(工作)品と本物との違い、どんな風に見えてるんだっけ?
私は子供がまだ幼稚園や小学校低学年の時は、「これが欲しい!」と言えば、先ず「作ってみたら?」とよく言っていた。
写真が出て来なかったのだけど、他にキッチンセットなんかも、お店に売っている実物大のに似せて作ったし、ボードゲームなんかも自分達で作って遊んでいた。
振り返ると私の幼少期。あまり物を買ってもらえる家ではなかったので、よく自分で手作りした。
リカちゃんハウスが欲しかったけど買ってもらえず、自分で平面図を書いて、その上にベッドやテーブルを作って置いた。
リカちゃんの洋服も作った。
布を手縫いしたり、毛糸で四角く編んでワンピースにした。これが私の初めての編み物。
父は、土日はよく日曜大工をしたり、油絵を描いていた。
よく傍で見ていて、お手伝いも楽しかったよ。
物作りが好きな父は、夏休みの宿題工作は待ってました!とばかりに父が製作。
お陰で、学校の図工でやる前にパチンコ台を作ったり、紙粘土とワイヤーを使った造形物や、グラスファイバーやセロファン紙とライトで花火を作ったり、・・・男っぽいものばかりだったわ😅
物心ついた時から、作れる物は自分で作る。その代わり、良い物にも触れさせたいと、海外の知育玩具等もたくさん揃ってはいた。
さて、私の息子次男君の話。
お友達と遊んでる時に『キックボード』が出て来た。時々貸してもらえて遊んだのが楽しかったのね!
案の定「買って欲しい!」となる。
「ママと作ってみる?」「うん、作る!」
手作りしたキックボード、次男は相当気に入って、部屋の中で暫く乗り回していた(笑)
ある日、習い事へ行くのに「これ乗って行って良い?」と言う。
私は慌てて「あかんあかん!壊れんで!」と止めた。
写真右の、百均のコロコロを付けた板に、縦に丸い棒を差し込んで持ち手を付けた、少々ガタガタする木製のキックボードである。
こんなの乗って行ったら、我が親子だけ昭和からタイムスリップして来たのか⁉️って、白い目で見られるに決まってる🤣
息子はかなり残念がり、可哀想だったけど…。
息子には、本物とそれ程違わない、格好良いキックボードに見えていたのだろうか…?
我が家では数年前まで、お誕生日には、お互いに兄弟妹で手作りのプレゼントを渡し合っていた。それは、上の写真の延長の習慣。妹が1歳のお誕生日には、お兄ちゃん達で、もっと進化した木製の手押し車をプレゼント🎁した。(写真何処かにあるハズ…😅)
小学生になると、箱を組み立てたペン立て等をプレゼントしたりしていた。
家には、手作りの物で溢れている。
あのキックボードの残骸は、植木鉢を移動する時に今でも使ってるよ(笑)
私は、子供には小さいうちから、たくさん様々な体験・経験を通して、外部から色んな刺激を受け、感性を磨いて欲しかった。
その為に、家族でよくお出掛けもした。
物作りは、創造力を養う。作っている過程は楽しいし、達成感や満足度も得られる。
自分で作っていれば、構造は分かっているし、壊れたら治す事が出来る。リメイクも出来る。
愛着がわき、物を大事にする。
自分がこれを作ったんだ‼️
誇れる自分になれるよね♡
いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
今日も、元気に参りましょう✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
あなたにとって今日一日が、素敵な一日であります様に♡
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