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11月5日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

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本日も、大変お疲れ様です。

さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

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■昨日のポイント

 1.日経平均は182円安と反落、為替の円高進行も警戒要因に
 2.米国ではNYダウは下落もナスダックは9日連続高で最高値
 3.今晩の米10月雇用統計を前に積極的な売買は手控えられる
 4.郵船や商船三井など海運株が安く、日本製鉄やトヨタが軟調
 5.SUMCOやレーザーテク、東エレクなど半導体関連株が堅調

■東京市場概況

東京市場、日経平均株価は反落。円高進行し利益確定売りが優勢な展開。

米株式市場では、NYダウが下落したものの、ナスダック指数は9日続伸し最高値を更新した。ただ、米長期金利の低下を受け、為替は1ドル=113円60銭前後へ円高が進行した。

日経平均は寄り付きこそは値を上げてスタートしたが、買い一巡後はマイナスに転じた。今週に入り日経平均が大幅に上昇していることもあり利益確定売りが優勢となった。また、今晩は米10月雇用統計が発表されることから、積極的な売買は手控えられた。

■個別銘柄状況

◯買われた銘柄

決算が好感されSUMCO<3436>が大幅高に買われたほか、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>といった半導体関連株が高い。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、日立製作所<6501>が買われ、日本電産<6594>やコナミホールディングス<9766>が値を上げた。マネックスグループ<8698>やレノバ<9519>が急伸。

◯売られた銘柄

日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株が売られたほか、日本製鉄<5401>やJFEホールディングス<5411>など鉄鋼株が軟調。ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>、ダイキン工業<6367>が安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株も値を下げた。

■日経平均寄与度ランキング

プラス寄与度上位5銘柄:

ファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、コナミHD <9766> 、KDDI <9433> 、任天堂 <7974> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約62円。

マイナス寄与度上位5銘柄:

テルモ <4543> 、ダイキン <6367> 、エムスリー <2413> 、キッコマン <2801> 、ホンダ <7267> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約100円。

業種別株価指数変化率

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 東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)その他製品、(3)金属製品、(4)ゴム製品、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)倉庫運輸関連、(4)ガラス土石製品、(5)輸送用機器。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)JALUX <2729> 、(2)マネックスG <8698> 、(3)大末建 <1814> 、(4)レノバ <9519> 、(5)メディアドゥ <3678> 、(6)サインポスト <3996> 、(7)シグマクシス <6088> 、(8)インソース <6200> 、(9)インフォコム <4348> 、(10)ワールド <3612> 。
 値下がり率上位10傑は(1)グロブライド <7990> 、(2)三井松島HD <1518> 、(3)アルペン <3028> 、(4)BEENOS <3328> 、(5)荏原実業 <6328> 、(6)JUKI <6440> 、(7)クレオス <8101> 、(8)武蔵精密 <7220> 、(9)エーアイテイ <9381> 、(10)加賀電子 <8154> 。(Kabutan市況ニュース)

WTI原油先物と空運・原油関連銘柄比較

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現在のWTI原油価格は、+2.36(-2.99%)の81.17と上昇。

昨日の、航空2銘柄、石油関連銘柄は高安まちまち。原油の上昇を伴ってどちらに動いていくのか様子を見ていきます。

バルチック海運指数と海運銘柄比較

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現在のバルチック海運指数は、-123(-4.25%)の2,769と続落。

引き続き下落が止まらないバルチック海運指数で底値を目指す展開。海運3銘柄は、引き続き厳しい状況が続きそうな流れになりそうです。

SOX指数と半導体銘柄比較

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現在のSOX指数は、+40.79(+1.10%)の3,756.55と引き続き上昇。

東京市場半導体銘柄は、アドバンテスト意外は続伸。SOX指数は上昇していますので、週明けの半導体銘柄も上昇といきたいところです。東京エレクトロン(8035)は、最高値更新していますので利確売りに警戒したいところです。

3指数日足一目均衡表

日経平均

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下髭陰線で引け。雲の上限で支えられた形です。遅行線は株価を上抜けしていますが、下向きに。転換線は基準線の上にありますが横をいた形。MACD、RSI共に上向きでいますので上昇トレンドにありますが、雲のサポートが薄くなってきますので、注意が必要です。11月13日あたりに雲のねじれがありますのでその辺りも注意が必要です。

TOPIX

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下髭陰線で引け。日経平均と同じような動きですね。金利低下に伴いIT・ハイテク関連株には追い風になってきますので、引き続き上昇したいところです。こちらも13日あたりに雲のねじれが発生しています。

マザーズ

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下髭陽線で引け。遅行線は上向きで株価を超えています。転換線は基準線を上抜けし、明確に三役好転の形になりましたので、強い買いシグナルが出ています。MACD、RSIも強い状況。RSIがこのまま上昇し80%ラインを超えてくる場合注意が必要です。

米国市場3指数最新

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■米市場概況のポイント

1.ダウ平均は反発。米雇用統計が予想を上回った。

2.ファイザーが、開発中の新型ウイルス向け治験薬の臨床試験の結果が圧倒的な効果が示されたと発表。

3.国債利回りが急低下しており、銀行株はまちまちの値動き

 米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が53.1万人増と予想を上回り、失業率も4.6%まで改善された。この結果を受けて一部のエコノミストからは、来年末にかけて最大雇用に接近するとの予測が出ている。米国の健康状態の改善が続き、労働供給の段階的な回復を仮定すれば、来年にかけてのNFPの増加は月40万ー60万人ペースでの増加が見込まれるという。

 また、ファイザーは、臨床試験で高リスク患者の入院・死亡を89%減らしたと述べた。圧倒的な効果が示され、臨床試験での新規患者受け入れを停止したという。できるだけ早くFDAに緊急使用許可を申請するためのデータを提出する」と述べた。同社によると、FDAに許可を申請した後、間もなく他国の当局にも申請を行う予定だとしている。この発表でモデルナ<MRNA>やメルク<MRK>が下落。

 航空や旅行レジャーが上昇したほか、エネルギー、産業も堅調。一方、今週のFOMCや英中銀金融政策委員会(MPC)などを通過して国債利回りが急低下しており、銀行株はまちまちの値動きとなっている。なお、IT・ハイテクも買いが先行したものの、最高値更新が続く中で戻り売り圧力も高まった。

■個別銘柄状況

ダウ:ボーイング<BA>が上昇したほか、ビザ<V>、ディズニー<DIS>、アメックス<AXP>が買われた。一方、メルク<MRK>が下落したほか、ジョンソン&ジョンソン<JNJ>、ホームデポ<HD>、ウォルマート<WMT>が売られた。

ボーイングは737MAXの安全監視に関する訴訟で株主とボーイングの現・元役員と和解で合意に達したと伝わった。

ナスダック:アマゾン<AMZN>やメタ<FB>が上昇しているほか、クアルコム<QCOM>が続伸。一方、AMD<AMD>、テスラ<TSLA>が反落。

◯民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビーアンドビー<ABNB>が大幅高。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。フリーキャッシュフロー(FCF)は予想外の黒字となった。デルタ株の感染拡大が制限をもたらしたものの、同社事業の底堅さが裏付けられた。

●肥料のモザイク<MOS>が下落。同社の大株主でブラジルの資源会社ヴァーレが所有するモザイク株3250万株を売り出すと伝わった。売り出し価格は37.15ドルで前日終値よりも4%低い水準。幹事証券はモルガンスタンレー。

●電気自動車(EV)のワークホース<WKHS>が下落。米司法省が同社を調査に入ったと伝わった。

●家庭用フィットネスのペロトン・インタラクティブ<PTON>が決算を受け大幅安。今回の決算を受けてアナリストからの懸念の声も強く聞かれ、同社はガイダンスを十分に下方修正していないとの指摘も出ていた。

ファイザー<PFE> 48.61(+4.76 +10.86%)
モデルナ<MRNA> 236.99(-47.03 -16.56%)
モザイク<MOS> 37.35(-1.45 -3.74%)
ペロトン<PTON> 55.64(-30.42 -35.35%)
エアビーアンドビー<ABNB> 201.62(+23.17 +12.98%)
ワークホース<WKHS> 6.55(-0.67 -9.28%)

アルファベット(C)<GOOG> 2984.82(+11.16 +0.38%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 341.13(+5.28 +1.57%)
ネットフリックス<NFLX> 645.72(-22.68 -3.39%)
テスラ<TSLA> 1222.09(-7.82 -0.64%)
アマゾン<AMZN> 3518.99(+41.99 +1.21%)
エヌビディア<NVDA> 297.52(-0.49 -0.16%)
AMD<AMD> 136.34(-1.16 -0.84%)
ツイッター<TWTR> 53.15(-0.53 -0.99%)

ADR値上がりランキング

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ADR値上がりランキングは、マネックスG(8698)が1位となっている。

当社のアメリカの子会社であるトレードステーショングループ(TSG)が特別買収目的会社(SPAC)との統合によって2022年上半期までにニューヨーク証券取引所への上場をめざすと4日に引け後に発表しており、これを好感した買い注文が膨らんでいる。TSGは機関投資家や個人投資家向けに最新のトレーディング技術や電子取引サービスを提供している。また、マネックスGは暗号資産の運用などで実績のある米投資会社ギャラクシー・デジタルを割当先とする844万8500株の第三者割当増資を実施し、54億7600万円を調達することも明らかにした。全額をSPACへの出資金に充当する計画で、これが前向きに評価されている面もあるようだ。

日経平均CFDの今は!?

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現在の日経平均CFDは、+65円。予想レンジ29400〜29,800円。米市場は、ダウが最高値更新しましたが、東京市場はその流れを引き継げるか確認したいところです。

それでは、一週間お疲れ様でした!


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