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10月28日の相場振り返り

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さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

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■昨日のポイント

 1.日経平均は続落、前々日の急騰の反動で売り優勢
 2.前日はNYダウが4日ぶり反落、目先利食い促す流れに
 3.企業の決算本格化でコンセンサス未達銘柄に売りの洗礼
 4.日銀の金融政策決定会合は現状維持で全体への影響軽微
 5.引けにかけてのTOPIXリバランスで全体売買代金は膨張

日経平均値上がり銘柄数46、値下がり175、変わらず4

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比266ドル安と4日ぶりに反落した。決算内容が市場予想を下回ったビザ<V>が大幅安となったほか、銀行株の下げが全体相場を押し下げた。

 東京市場では、前日のNYダウ反落を受けてリスク回避の売りが優勢となった。日経平均株価は一時400円あまり下げる場面もあった。

 28日の東京市場は、朝方から景気敏感株など中心に幅広く売りに押される展開で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反落し、東京市場でも前々日に先物主導で500円強の上昇をみせた反動から目先利益確定の動きが表面化した。アジア株安なども嫌気された。個別では企業の決算発表が本格化するなか、決算内容で明暗を分ける銘柄が多かったが、増収増益でもコンセンサスに届かない銘柄に売りがかさむなどで市場のセンチメントが悪化した。日銀の金融政策決定会合は、現状維持で織り込み済みだったことで全体相場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中、上昇は8業種にとどまった。引けにかけてTOPIXリバランス(浮動株比率の定期見直し)に絡む売買が加わり、東証1部の売買代金は5兆円と大きく膨らみ、約5ヵ月ぶりの高水準となっている。

■個別銘柄状況

個別では、ファナック<6954>が大幅安、富士通<6702>、エムスリー<2413>も大きく値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。ソニーグループ<6758>も軟調。大日本住友製薬<4506>が急落したほか、大同特殊鋼<5471>、日本精線<5659>なども大幅安となった。ダブル・スコープ<6619>が大きく値を下げ、三井松島ホールディングス<1518>の下げも目立つ。東洋機械金属<6210>が下落、FPG<7148>も下値を探った。
 半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連が上昇、任天堂<7974>も堅調だった。野村総合研究所<4307>が買いを集め、日本電産<6594>もしっかり。日本航空電子工業<6807>、フューチャー<4722>が急騰、トーメンデバイス<2737>も値を飛ばした。ホシデン<6804>も物色人気となった。

■日経平均寄与度ランキング

◯プラス寄与度上位5銘柄:東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、信越化 <4063> 、TDK <6762> 、スクリン <7735> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約102円。
●マイナス寄与度上位5銘柄:ファナック <6954> 、エムスリー <2413> 、ダイキン <6367> 、SBG <9984> 、ファストリ <9983> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約211円。

業種別株価指数変化率

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■値上がりTOP  その他製品 日中足

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米系大手証券が10月27日、任天堂<7974>のレーティングを中立(中立(2))から強気(買い(1))に引き上げた。同様に、目標株価も64,000円から85,400円に引き上げた。因みに前日(10月26日)時点のレーティングコンセンサスは3.86(アナリスト数14人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは66,850円(アナリスト数14人)となっている。(yahooファイナンス)

■値下がりTOP  鉱業 日中足

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東京商品取引所のドバイ原油先物相場は大幅続落。中心限月2022年3月きり(6番ぎり)の清算値は前日比1620円安の5万4540円安。日中立ち会いは、27日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米原油在庫の大幅増を受けて急落したため、安寄りした。その後も取引中のWTIの下げになびいて下値を追ったが、午後は押し目買いに安値から下げ渋った。(yahooファイナンス)

投資主体別売買動向

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東京証券取引所が28日に発表した10月第3週(10月18~22日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が1089億1516万円と3週ぶりの売り越しとなった。前週は4788億3080万円の買い越しだった。(Kabutan市況ニュース)

WTI原油先物と空運銘柄比較

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WTI原油先物は、現在+0.58%の83.14ドル。昨日、小幅上昇となった空運2銘柄ですが、本日は下落すると思われます。石油関連銘柄には追い風になると思います。

バルチック海運指数と海運銘柄比較

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バルチック海運指数ですが、27日時点で-248(-6.11%)の続落。3808となっています。引き続き、海運株は続落すると思われますが、引き続き、現在底固めしており、本日はある程度の買いが入ると思いますし、決算を控えていることから様子見ムードというところでしょうか。

SOX指数と半導体銘柄比較

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SOX指数は、現在+78.54(+2.34%)の3438.83と大幅上昇。昨日軟調な展開と思われた半導体銘柄は、決算への期待もあり大きく買われました。本日もその流れを継続できると思われます。

3指数日足一目均衡表

日経平均

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下髭陰線で引け。雲の下限を下抜けした形で、75EMA(指数平滑移動平均線)が支えた形となりました。MACDはちょうどゼロライン上にあります。遅行線は下向きになっていますが、転換線が基準線を上抜けしております。本日は、雲の中にまた戻ることが出来るか確認したいところです。出来高は、決算が本格化するにつれて膨んできています。

TOPIX

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下髭陰線で引け。雲の下限が支えた形となりました。MACDはちょうどゼロライン上にあります。こちらも本日は、雲の中に留まることが出来るか確認したいところです。

マザーズ

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下髭陽線で引け。マザーズは強い流れとなりました。引き続き雲の中に止まっています。遅行線は上向きになり、転換線が基準線を上抜けしました。MACDは拮抗状態。RCIは平行しており、上昇の気配が少しづつ見えてきております。

日経平均CFDの今は!?

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6:05現在の日経平均CFDは、+69円と小幅に上昇しております。現状の情報で判断すると、売り買い拮抗し、大きな動きは見られない1日となりそうです。個別銘柄については高安まちまちですが、好決算なのに、AIなどにより大きく売られた銘柄が買値付近にあるというチャンスもあるので、そういった銘柄を注視していきたい1日になるかと思います。

米国市場3指数最新

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■米市場概況

きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。引き続き決算に注目が集まっているが、取引開始前に発表のキャタピラー<CAT>やメルク<MRK>が決算を受けて上昇したことがダウ平均をサポート。一方、IT・ハイテク株への買いが加速しており、ナスダックは最高値を更新した。きょうは引け後にアマゾン<AMZN>やアップル<AAPL>の発表が予定されているが、両銘柄とも買いが優勢となっており期待感を高めたようだ。

 取引開始前に第3四半期のGDP速報値が発表になり、前期比年率換算で2.0%と前回から急鈍化し予想も下回った。デルタ株の感染拡大や失業給付の上乗せ措置が終了したことなどで、個人消費が急減したことが影響した模様。特に自動車に対する支出が減少し、全体の重しとなった。自動車メーカーは半導体不足で生産と在庫を増やすのに苦慮している。ただ、個人消費は予想は上回っていた。

 サプライチェーン問題や人材不足などで企業の設備投資や、住宅投資が弱くGDP全体を圧迫している。市場からは、この先の景気の行方について警戒感も出ており、米国債市場では20年債と30年債が一時逆イールドを記録している。ただ、第4四半期は個人消費が盛り返すと見る向きもいる。

 市場からは「依然として米株は堅調な収益に牽引されて強気が弱まる短期的な理由はない。サプライチェーン問題はあるものの、強い需要で今後は沈静化することが予想され、すべての主要セクターが長期的に魅力的だ」との見解も聞かれた。

■個別銘柄状況
ダウ採用銘柄:メルク<MRK>、キャタピラー<CAT>、アップル<AAPL>のほか、JPモルガン<JPM>、ハネウェル<HON>、ナイキ<NKE>が上昇。一方、ビザ<V>、アメックス<AXP>が下落。

ナスダック:テスラ<TSLA>、アップル<AAPL>、フェイスブック<FB>が上昇。フェイスブック<FB>は社名を「メタ」に変更すると発表した。12月1日から。

昨日のローソク足出現翌日の判断のポイント

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本日の市場は!?

9月の失業率、9月の有効求人倍率、9月の鉱工業生産指数速報値、9月の住宅着工、10月の消費動向調査など。国内主要企業の決算発表ではレーザーテック<6920>、イビデン<4062>、デンソー<6902>、村田製作所<6981>、商船三井<9104>、ANAホールディングス<9202>などが注目される。海外では7~9月期仏GDP、7~9月期独GDP、7~9月期ユーロ圏GDP(いずれも速報値)、10月のユーロ圏消費者物価指数速報値、9月の米個人所得・個人消費支出、10月の米シカゴ購買部協会景気指数、10月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。米主要企業の決算発表ではシェブロン<CVX>、エクソンモービル<XOM>が予定されている。(銀)(Kabutan市況ニュース)

本日は地合いが良い展開になりそうです。ただし、高安まちまちといったところでしょうか。原油先物は上昇し、バルチック海運指数が大きく下落するなど、関連銘柄にとっては全く違う流れ出ると思われます。また、引き続き決算発表があり、決算をまたぐのかまたがないのかというところです。

富士通の件もあり、AIトレードにより好決算であるにもかかわらず大幅下落という動きが多く見られます。リスクを考え、そこを見極めていきたいところです。

それでは、本日も頑張っていきましょう!

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