10月25日の相場振り返り
いつも貴方を応援する、パピーぬです。
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今週も一週間始まってしまいました…。
本日も、大変お疲れ様です。
さて、今日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!
日本市場3指数と寄与度ランキングの確認
■本日のポイント(Kabutan市場ニュースより)
1.日経平均は反落、一時300円超の下落となるもその後は下げ渋る。
2.米国株市場ではNYダウ最高値もハイテク株安が東京市場に波及。
3.鉄鋼や海運のほか、石油・石炭など資源関連株が買われる展開に。
4.半導体関連は主力株は軟調ながら、中小型株に上昇する銘柄多数。
5.売買代金首位のSBGやファストリの下げが全体指数押し下げる。
日経平均値上がり銘柄数68、値下がり149、変わらず8
週明けの東京市場では、寄り付きから売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は反落した。前週末の米国株市場でハイテク株が軟調で、その流れが波及した。
■東京市場概況
寄り付きから、先物主導で下値を試す展開。前週末の米国株市場は、NYダウが反発し過去最高値を更新。一方でナスダック総合指数は売りに押され、東京市場でもハイテク主力株中心に幅広く売りが優勢。
鉄鋼や海運などグローバル景気敏感株には買いが目立ち、石油や石炭など資源関連株に強い動きを示す銘柄が多かった。また、半導体関連も主力どころは売られる一方で、中小型株には上昇する銘柄も少なくなかった。日経平均は一時300円を超える下げをみせたが、後場終盤は買い戻され下げ幅を縮小。TOPIXの下げは6ポイントにとどまった。
■個別銘柄状況
ソフトバンクグループ<9984>が売られ、日本郵政<6178>も大きく値を下げた。ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>も安い。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体主力株も下値を試す展開に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、ダイキン工業<6367>も軟調。アイ・ピー・エス<4390>が値下がり率トップに売られ、東京機械製作所<6335>も急落した。
ソニーグループ<6758>が堅調、中外製薬<4519>も商いを伴い大幅高に買われた。リクルートホールディングス<6098>が買いを集め、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株もしっかり。エスケイジャパン<7608>がストップ高となったほか、東京製鐵<5423>が大幅高に買われ、ヤマト<1967>、FIG<4392>なども値を飛ばした。このほか、三井松島ホールディングス<1518>、住石ホールディングス<1514>など石炭関連株が大きく上昇した。
■日経平均寄与度ランキング
◯プラス寄与度上位5銘柄:中外薬 <4519> 、リクルート <6098> 、ソニーG <6758> 、TDK <6762> 、パナソニック <6752> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約83円。うち43円は中外薬1銘柄によるもの。
●マイナス寄与度上位5銘柄:ファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約196円。うち98円はファストリ1銘柄によるもの。
業種別株価指数変化率
■値上がりTOP 鉄鋼 日中足
米バイデン政権などが打ち出す巨額のインフラ投資政策などを背景に鉄鋼需要は今後高まることが予想され、市況高に連動した製品値上げの動きもポジティブ材料となっている。
■値下がりTOP ゴム製品 日中足
原油高騰に伴う輸送コスト増等の影響もあるが、タイヤに石油由来の合成ゴムを使うブリヂストンは「原油高騰の影響が出てくるのには数カ月かかる」とした上で、「コスト低減の努力をしていきたい」と発表。原材料費圧迫に伴いゴム製品全般の下げが目立った。
WTI原油先物と空運銘柄比較
WTI原油先物は、現在-0.17%の83.62ドルと若干の下落。明日の空運株はある程度の買いが入るかもしれません。石油関連銘柄の三井物産(8031)、INPEX(1605)などは、一旦の調整でしょうか。
バルチック海運指数と海運銘柄比較
バルチック海運指数ですが、22日時点で-243(-5.22%)の4,410.00となっています。約1カ月ぶりに4500ポイント割り込むほどの大幅低下で、本日上昇した海運銘柄は、明日どのような動きをするか注目です。
SOX指数と半導体銘柄比較
SOX指数は、現在+22.11(+0.66%)の3392.39。これを受けて、東京市場も半導体銘柄の買い戻しが入ると思われます。
3指数日足一目均衡表
日経平均
株価は、雲の下にあり75日線にサポートされるような形で小陽線で引け。三役逆転状態になっており、売りが強い状況です。このまま下がるようであれば、MACDもデットクロス、RSIも50%を割れ完全な売り優勢となります。
TOPIX
上髭陽線で引け。明日株価が下がるようであれば、日経平均同様三役逆転状態になりそうです。雲の下に抜けてしまいましたので、今度は、雲の下限がレジスタンスとして機能してしまうのか確認していきます。MACD、RSIも売り優勢であると判断できます。
マザーズ
下髭陰線で引け。一旦雲の下に抜けてしまいましたが、また戻すような動きです。3指数で一番弱い状況です。MACDはデットクロス寸前で、RSIはすでに転換しております。
日経平均CFDの今は!?
5:48現在の日経平均CFDは、+224円と大幅上昇となっております。現状の情報で判断すると、買い優勢で決算などの様子見ムードで上値の重い展開になるかと思います。
米国市場3指数最新
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高での推移が続いた。今週はIT・ハイテク株を中心に決算発表が目白押しの中、10月最終週ということもあり、きょうは方向感のない展開となった。
テスラ<TSLA>が最高値を更新しており市場をサポート。レンタカーのハーツ・グローバル<HTZZ>がテスラ車を10万台発注したと伝わった。ハーツの車両電気自動車(EV)化計画の最初のステップ。EVとしては過去最大の購入となり、約42億ドル規模の取引になるという。レンタカー会社は通常、自動車メーカーに大幅な値引きを要求するが、今回は定価に近い金額での取引になるという。
また、ペイパル<PYPL>が上昇。先週、デジタル画像検索収集サイト運営のピンタレスト<PINS>の買収を模索と伝わっていたが、現時点では追求していないことを明らかにした。
決算に関しては先週、スナップ<SNAP>がアップルのプライバシー基準変更に伴うデータ収集制限とデジタル広告測定への影響が重しとなり冴えない決算を発表していた。本日は引け後にフェイスブック<FB>が発表を予定しているが、アップルの基準変更の影響がSNSを始めとしたIT企業にどう影響しているか注目されるところではある。また、これまでの決算ではサプライチェーン問題やインフレ、エネルギー高、人材不足などに関する目立った影響は感じられていない。しかし、今後どうなるか注目される。
現在のところ、S&P500企業の純利益は前年比で34.8%増が予想されている。決算発表前よりは若干上方修正されている状況。今後の決算でさらに上方修正されるとの強気な見方も出ているようだ。(Kabutan市場ニュース)
明日の市場は!?
あすの東京株式市場は、様子見ムードか。4-9月期決算の本格化をにらみ、内容を見極めたいとして手控えに傾く可能性がある。あす引け後には、日電産 <6594> 、キヤノン <7751> などの注目企業が決算を発表し、週後半から決算発表が相次ぐ。一方、「24日投開票の参院2補選で与野党痛み分けとなり、衆院選(31日投開票)に対する不透明感も意識される」(準大手証券)とし、選挙結果を確認するまでは動きにくいとの指摘もある。
国内では、新型コロナウイルス感染者数の減少が続き、東京都など首都圏4都県と大阪府は25日午前零時に飲食店への営業時間短縮の要請を解除するなど経済正常化への期待は高まっている。一方、中国では24日、新たに35人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、同国政府はさらなる感染拡大に警戒を強めており、今後の経済への影響を気にする向きもある。
25日の日経平均株価は大幅反落し、2万8600円(前週末比204円安)引け。前週末の米国株式市場でナスダック総合指数やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が下落した流れを受け、値がさハイテク株中心に売りが先行した。指数寄与度の高いファストリテ <9983> やソフバンG <9984> などの軟調推移も重しとなり、下げ幅は一時330円を超えた。売り一巡後は、時間外取引で米株価指数先物が持ち直したこともあり、下げ渋ったが、戻りは限定された。市場では、「押し目買い意欲もあり、フシ目となる2万8500円近辺では踏ん張っている。当面はこの辺りでもみ合い、決算を待つといった感じだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
提供:モーニングスター社
本日のローソク足出現翌日の判断のポイント
明日は、引け後に注目企業の決算があり、選挙や金利、原油高騰にバルチック海運指数の低下などの懸念事項があるので様子見からあまり動きがないのではないかと思います。←米国市場3指数上昇を受けて買い優勢と思います。しかし、決算や選挙など様子見ムードから徐々に上値が重い展開になるかと思います。(10/26追記)
難しい相場ですね。
それでは、また明日もよろしくお願いいたします。
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