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多文化ネパール子ども食堂開催!

みなさん、こんにちは!「WAKUWAKU×ルーツ」(通称:「クロスルーツ」)運営スタッフあきこです。前回の開催からまさかの5年ぶりとなりました、多文化子ども食堂!2019年に初開催し、大変好評だったのでぜひ来年も、と思った矢先のコロナ禍。集まって食べることができる幸せはひとしおでした~

新大久保へ食材買い出し!

スパイスやひよこ豆の粉など、一般スーパーでは売ってない食材を求めて新大久保へ。今回、ネパールルーツの高校生が大変活躍してくれました。よく知っている店に連れて行ってくれて、値引き交渉まで!

19時を回り、お腹空いたので何か食べようか、”モモ”はどう?となりました。モモとはネパール風の餃子といったところでしょうか。でも私は夜の時間帯に軽い一品だけを食べるのはお店の人に悪くないかなと躊躇してましたた。そんな私に高校生二人は「食べたいもの食べたらいいんじゃない?」と言ってくれて、良くも悪くも気を遣う日本人的発想をしている自分をよく知る機会となり、そして堂々としている二人がとてもかっこよかったです。

ロティ、ロティ、ロティ

6月2日の日曜日、ネパール料理&ラッシーを作りました。

パニプリ(揚げてピンポン玉状になった”パー二―”の中に、ポテトサラダ風のものをいれて、”プーリー”というスパイス水をかけて食べる)
パコラ(玉ねぎとジャガイモをひよこ豆粉とスパイスの衣で揚げる)
チキンカレーとロティ(ロティ粉を水と塩で練り、薄く伸ばした生地を焼いて、最後にギーというバターを表面に塗る)
マンゴーラッシー(ヨーグルト、牛乳、マンゴーピュレで作る飲料)

料理3品全てにジャガイモと玉ねぎが入ります。この2つはネパール人家庭には必須ですね。和気あいあいとスタートした料理作りですが、時間の経過と共に40人分が出来上がるのかと徐々に焦り出し、次第に数名は職人と化してロティ生地をひたすら麺棒で伸ばし、ひたすら焼く。玉ねぎをみじん切り、細切り、串切りにと切る切る切る。次はじゃがいも、次は肉。
中国ルーツの小さい女の子は生地伸ばしが上手でした。餃子の生地を家で手作りしているのかな!?

ロティタワー完成!?

賑わいの会食

この日はネパール人はじめ、日本、中国、フィリピン、シンガポールにルーツを持つ人々が来てくれました。幼児連れの親子、友達を連れ立っての若者、あるいはコロナ禍以来の久しぶりの再会の場としてたくさんの人が集い、賑やかな食事会となりました😃

講師を買って出てくれた高校生は「すごく楽しかった!インド料理のことは知られているけど、ネパール料理はあまり知られていない。多くの人にネパール料理を知ってもらえてよかった。ナンじゃなくてロティです!!」と誇らしそうでした。ロティくらい焼けないと嫁に行ってから大変よーという小言をお母さんに言われながら家で何回か手伝ったことがあるそうですが💦、この日は率先してたくさん焼いてくれました。

食後、大人たちはチャイを飲みながらトークタイム。
子ども達は椅子取りゲームやおしゃべりで盛り上がり、楽しい高揚感に包まれながら家路につきました。

講師を担ってくれた3人、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!ダンネバート!!

「WAKUWAKU×ルーツ」の活動は「赤い羽根ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン」外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を受けています。
皆さまからのご寄付によって、私たちの活動は支えられています。感謝申し上げます。


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