カメラ生活。家の憲法。

風気です。今回は少し僕の家庭のことについて話そうと思います。僕の人格誕生の上で関係があったものでもあるので。

まずは家の憲法。いわば掟ですね。

この中には一部納得し難いものがあります。

それは、

「監視カメラを外さない」

「家に友達を連れない」

「隠れて電話をしない」そして、

「親を不機嫌にさせない」

この3つが非常に自分として苦しめられました。
監視カメラは一度置いといて、友達を連れないことから…。
僕の家は元々ここまで厳しいルールはありませんでした。といってもルールとして明記するなら、「親もしくは祖父がいる間は家に友達連れるのを許可する」と言う風な感じでした。しかし今は一切禁じられています。僕はなぜかを聞きました。返答はこうでした。
「第3者の管理する人がいないから」と。
僕は全く納得がいきません。
確かに「物を壊した。」などのことが今まで起きたりしているならばわかります。しかし実際僕の友達は四六時中問題を起こすような友達でもありません。

そして隠れて電話をしないについてですが、
これに関してはほんとにプライバシーが何もないように思えます。以前親は、電話なんて特に聞いてない。と言う風に言ってましたが、いざしてみれば、「ねぇ敬語だったけど今誰と喋ってたの?」と聞かれる始末…聞いてるんじゃん。という風に思ってしまいました。それに僕は特別というわけでもないですが悩みや過去を色々持ったりしていますし、他の人から悩み話を言われる時もあります。その時の会話を個人的には聞かれたくないんです。(相手のこともあるので…)そのため部屋を移動してリビングとは離れた場所で通話を行うのですが…親は部屋のドアを開けリビングに連れ戻します。そして通話が終わると親は、「親に聞かせられないくらいの通話してるなら携帯を壊す」そう言ってきました。僕はもうこの時点で怒り浸透でしたが反論すれば殴られてもおかしくないのでなんとか抑えてきました。親は一体何を真実として口に出してるのかがわかりません。

次は監視カメラについて
僕のリビングには監視カメラがあります。その監視カメラは録画が効き、家に帰ってきたら生体反応で帰ってきたのがバレます。コンセント式なので抜けば録画はされません。しかし外している間に監視カメラの映像を見ようとするとばれて、録画データから推測することができてしまうというものです。僕としてはこのカメラは非常に生きづらさを煽られます。だって、自分の行動が全て見られているのだから。これもプライバシーがないですよね。しかもこのカメラ、僕の部屋の一部も写ってる故に音声も取られます。こんなひどいことがあっていいのでしょうか。本当に生きづらく、一人で好きなことを存分に楽しめません。

そして親を不機嫌にさせない。これは一見普通に見えますが実際はこの不機嫌の範囲の広さ、及び親の決め付けなどで起こります。実際僕がこのDIDについて話した時も物凄いキレてました。「お前そんなわけねぇだろうガァ!!」
と言われて僕は放心状態でした。
そんなわけない。それは本人にしかわからない話でもあります。それにそれをずっと言い続けられると、誰であっても、あぁもう嫌だ逃げたい。と思い自分の想いを隠し、嘘をついててでも相手の意見に合わせてしまいます。実際僕もそうでした。お母さんは精神障害に対する偏見が強すぎて、DID、ましてや僕の診断であるADHD及び自閉スペクトラム症も信じません。
ない根拠はこうです。
「私が見たことないからDIDは存在しない」
これを聞いた瞬間、僕は絶望しました。
はっきりいって自分の本質を否定された感覚に陥ってました。ADHD等に関しては、
「そう見えないから」という風に片付けられました。本当に辛かったです。

賛否両論あると思いますが、僕はこのようなルールの生きづらさに今も悩んでます。

風気でした。

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