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超音波洗浄機でギターのパーツを洗う

ギターの金属パーツの洗浄、手入れにはいつも時間がかかる。コンパウンドをつけて根気良く磨けば、サビと汚れを落として光沢を取り戻すことはできるが、微量とはいえ表面を削ってしまうのはなるべく避けたい。また、コンパウンドを使った手入れでは、どうしても細かい部分のサビ・汚れの洗浄には限界がある。

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そこで眼鏡の洗浄で良く使われる超音波洗浄機を試してみることにした。今回導入したのはAmazonで一番評判が良さそうだったCITIZENのSWT710。

ちょうどジャンクギターを一本修理していたところだったので、早速試してみた。

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こちらが洗浄前のブリッジのパーツ。全体的にくすんでおり、また表面には所々錆がある。

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中性洗剤を少しだけ入れて、5分ほど洗浄してみた。

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洗浄結果はこちら。所々錆は残ったものの、思っていたよりも錆びも汚れも落ちた。特にバネはわかりやすく綺麗になった。超音波洗浄だけで十分というほどではないが、短時間で多くのパーツを特に手が届かないような細部に渡ってある程度洗浄できる(ただし、ちゃんと拭く作業には多少時間がかかる)。コンパウンドで磨くのに比べると、ある程度渋い感じを残しつつも、皮脂などの汚れを除去できるのは悪くない。

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プラスチックパーツも洗浄してみた。こちらが洗浄前。ピックアップカバーの表面やノブの溝などにわかりやすく汚れが溜まっている。

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洗浄後。ノブの溝の汚れはわかりやすく落ちた。金属パーツ同様、皮脂(と思われる)の汚れには効果がありそうだ。

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