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PLEK(5本目)

先日購入したばかりのPRSを、Sleek Eliteさんのところに持っていってPLEKでスキャンと調整をしてもらった。

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購入時点で弦高が低い状態に設定されていて、大きくビビるようなところもなく問題なく弾けてはいたのだが、やはりせっかく購入した以上最高の状態で弾きたいと思い、調整をお願いした。またもし今後状態が悪くなってしまった時に元の設定に戻せるように、復元用のデータを残しておきたいという気持ちもあった。

PLEKでスキャンと調整をお願いするのは今回で5本目になった。誰がみても明らかなデータ(ファクト)に基づいた方針決め、1/1000mm単位の機械による自動のフレット加工、そして保存された状態への復元。初めてPLEKによるスキャン・調整をお願いした際に、オーナーの広瀬さんがとても丁寧にそのアプローチを説明してくれた。

一社会人として、そのアプローチにとても感銘を受けた。不確実性が存在するのが当たり前の業界で、科学の力で不確実性を排除し、顧客に安定的に価値を届けている。ただ新しい機械を使って調整をする、というだけではなくその背景にしっかりした哲学があるというのが素敵で、ギターの調整は今後もここにお願いしようと決めている。

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今回のギターは幸いネックのコンディションは良好だったが、一部のフレットで若干音が詰まるのが見つかったので、擦り合わせで調整をしてもらい、よりスムーズに弾けるようになった。

今回は試しにいつもより弦高を低めのセッティングにしてもらった。これも全てデータとして残っているので、しばらく弾いてみながら、自分にあった数字を探していこう。

これは今の時代ならではのギターの贅沢な楽しみ方だ。

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