#12 「うら」があるから「"おもて"なし」
この文章を見て
「あー」とか
「まあねー」
とか思った人がいるなら
あながち間違ったないのかもしれません。
無償の愛(アガペー)などを誰にでも使える人なんて中々いませんよね。
デザインの仕事をしているとおもてなしを大切にすることが多いんですよね。
クライアントの気がついてないことを言語化してビジュアルに落とし込むことで満足してもらう職業ですから笑
ビジュアルに落とし込む際には確実にクライアントが悩んでいることを本人よりも理解した上で導く道標にならなくてはいけないと思っています。
これを人によっては一緒に作り上げるとも言いますね。
「ここは目立つために赤くしたほうがいいと思うんですけど」
とクライアントが提案したとします。
デザインする人なら嫌になる程聴いた言葉かもしれません笑
しかし頭ごなしに「それはダサいです。バランスが壊れます。」
といってもダメですし、
「ご要望通り修正しますね」と
ベストではない提案に折れるのも良くない
そういう時は「おもてなし」しましょう。
赤にしてさらにダサくなるようにして見せましょう。
で「ね、ダサくなるでしょ。」と納得してもらいましょう。
これは「おもてなし」ですが完全に「裏」がありますよね笑
何か人に尽くして、正しい方向に導くには
「裏」を持った
「おもてなし」が必要なのかもしれません。
表しかない「おもてなし」はただの
「都合の良い人」
になってしまいますからね。
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