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オープンレイズはなぜ3bbなのかって話

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こんにちは、CroiZzです。

ポーカーのセオリーを教えてくれる本やネットの記事を見ていると、「プリフロップでリンプインはあまり良くない行為なので、3bbほどを目安にオープンレイズをしましょう」と書かれているところがほとんどです。

そこで、意味もわからずまずはプレイしたいハンドが入った時にどのポジションでも構わず3bbでオープンレイズをする人がほとんどだと思います。
(自分もそうでした。)

そこで、なぜ3bbが目安になっているのかを調べてみたので、簡単に記事にしてみようと思います。

3bbだとオッズが合うって話

自分のポジションがUTGだとして、ゲームに参加しようと思ったときにポットにはすでに1.5bbが入っている状態です。(BBの1bbとSBの0.5bb)

この時、コールするには1bbが必要な状態なので、1bbはすでにポットに入っていると考えられます。なぜなら、ゲームに参加したいならコールしようがレイズしようがその1bbは強制的に必要になる金額だからです。

この時に3bbにレイズした場合、オッズという考え方を用いると

ポットに入っていた1.5bb+自分がゲームに参加するために必要な1bb=2.5bb
自分が上乗せした2bb
2.5bb : 2bb

となり、勝率は45%ほどが必要になります。

フロップで相手がボードをミスする可能性が2/3あることを考えると、45%という数字は正当化されるため、このレイズはオッズに合うということになります。

また、オリジナルレイザーがプリフロップで全員を降ろす、フロップ以降で全員を降ろす、ハンドの役で勝つ場合などを考えると、60%を超える確率でポットを獲得できるため、45%の勝率は割に合うと思います。

※ここでは、参加するハンドの詳細までは割愛していますが、どのようなハンドで参加するべきか?という理由はこのあたりにあります。
プリフロップハンドレンジについては、また別の記事にしたいと思います。

どのぐらいのベット額であれば正当化されるか?って話

3bbにレイズをした場合、45%ほどの勝率が必要となることが分かったと思います。

では、4bbの場合はどれぐらいの勝率が必要になるかというと、55%の勝率が必要になります。55%ほどであれば、まだ問題ない範囲であると思います。

5bbの場合だと必要な勝率は60%ほどとなり、このあたりからレイズすることで起きる数学的なプレッシャーが大きくなってくるため、フロップ以降のプレイも難しくなると思います。

また、相手が3倍の3betを打ってきた場合を考えると、3bbの場合は9bb、5bbの場合は15bbと6bbもの差分があります。
この金額にコールしてビッグポットを戦えるほど強いハンドがない限りは5bbのオープンレイズというのはあまり多用しないほうがよいと思います。

ですので、結論としては2.5bb~4bbぐらいを目安にオープンレイズをすることがプレイラインとして一般的と考えられていると思います。

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