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パワーナンバー表の使い方

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こんにちは、CroiZzです。

今回はMTTで使えるパワーナンバー表の使い方について説明しようと思います。

自分は、最近はずっとキャッシュ(zoom)ゲームばかりをプレイしているのですが、ポーカーを始めたばかりのことはMTTばかりプレイしていました。
その時に、ショートスタック時の戦略としてpush or foldがあるのですが、どのハンドのラインでpushするのかわからなかった記憶があります。

そこで、パワーナンバー表というものを見つけて、そちらの通りにプレイするようにしていました。

ただ、MTTに関してはそもそもショートスタックになっている時点で反省すべき点が他にたくさんあるのと、一部のプロポーカープレイヤーがパワーナンバーを推奨していなかったりと、完全に推奨されるものでありません。

ですので、今回紹介するパワーナンバー表は概念として知っておくぐらいがちょうど良いと思います。

そもそもパワーナンバー表って?って話

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上記の表になります。

各ハンドレンジに数字が割り振られていて、とある計算をした値がその数値を下回っていればオールイン、そうでなければフォールドするといった一つの指標になります。

また、上記の値はM値と呼ばれているそうです。

M値の計算方法って話

M値とは、今のスタックで全ハンドフォールドした場合に耐えられる周回数です。

M値=スタック/ポット額
ポット額=SB+BB+全員のアンティ

で求められます。

例)
9max SB=100,BB=200,Ante=10,自分のスタック=1000の場合
ポット額=100+200+(10×9)=390
M値=1000/390≒2.6

上記の例ですと、全ハンドをフォールドした場合、2周は持ちこたえられるということになります。

次に、有効M値を計算します。

有効M値=M値×後ろに控えている人数

で求められます。

上記の例を引き継いで、自分のポジションがBTNだった場合だとすると、後ろに控えているプレイヤーはSBとBBの二人なので

有効M値=2.6×2=5.2

となります。

そして、この求められた有効M値とパワーナンバー表の値を比較します。

有効M値<パワーナンバー表であればオールイン。
有効M値>パワーナンバー表であればフォールドとなります。

つまり、J2oやQ2oであれば、有効M値がパワーナンバー表より大きいのでフォールド。
K2oであれば、有効M値よりパワーナンバー表のほうが大きいのでオールインとなります。

このように、MTTで自分がショートスタックになった時のオールインで勝負するべきハンドと降りるべきハンドの指標の一つになるのがパワーナンバー表です。

まとめ

パワーナンバー表は本当の初心者には一つの指標として勉強になるかもしれませんが、そうでないプレイヤーにはおすすめできるものではないと思います。

自分もポーカーを始めたての頃に、こういう表を参考にしてショートスタック時のある程度のラインを覚えてみましたが、そもそもショートスタックになるまでに反省するべき点はいくつもあると思いますし、パワーナンバー表でMTTを勝つことはまずないと思います。

ですので、パワーナンバー表ってものが存在して、そういう概念もあるんだな~ぐらいに知っておくのがいいと思いました。

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