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ブロッカーについてって話

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こんにちは、CroiZzです。

今回は、ブロッカーという概念についてまとめてみたいと思います。

ポーカーは、ジョーカーを抜いた52枚のトランプで遊ぶゲームなので、カードリソースは限られています。
その中で戦うため、自分が♠のAを持っていれば、相手に♠のAは絶対にないはずです。

この考え方がポーカーのブロッカーの概念につながっています。

ブロッカーって話

ポーカーにおけるブロッカーとは、相手の持ち得るハンドレンジを狭めるという意味で使われます。

つまり、プリフロップで自分にA♠K♠が入ったとしたら、相手にAAやKKが入っている可能性を少なくしているという話です。

これは、どういうことかというと、AAは色の組み合わせを考えると
A♠A♥ , A♠A♦ , A♠A♣ , A♥A♦ , A♥A♣ , A♦A♣
の6コンボしかないはずです。

なので、自分にA♠が一枚入っているとしたら、
A♥A♦ , A♥A♣ , A♦A♣
の3コンボしかないはずです。

これは、KKにも同様のことが言えるので、A♠K♠がハンドに入った時点で、そのゲームに限りAAとKKは合計6コンボしか存在しないことになります。

この考え方をすれば、A♠K♠は相手のAA,KKをブロックしているので、プリフロップでプッシュすることが正当化される場合もある、ということになります。
(※可能性を少なくするだけで、相手にAA,KKが入っている可能性も当然あります。)

ブラフキャッチするシチュエーションって話

6maxでプレイヤーが100bbを持っている状態だとします。

自分がBBでT♠9♥を持っていてBTNからの3bbオープンレイズにコールをしてフロップに進みました。

フロップは、
T♣5♥8♣
です。

こちらがチェックをすると、相手は2.5bbほどのCBを打ってきました。
こちらがコールをしてターンに進みます。

ターンは、2♠が落ちました。
ボードは、
T♣5♥8♣2♠
です。

こちらがチェックすると、相手は再びCBの4bbほどを打ってきました。
こちらがコールをしてリバーに進みます。

リバーは、7♦が落ちました。
ボードは、
T♣5♥8♣2♠7♦
です。

こちらがチェックをすると、相手はトリプルバレルの20bbほどを打ってきました。
いわゆるポラライズされたベット額です。

この時、相手の強いハンドは
・AAやKKなどの上のほうのポケット
・TTや88,55などのセット
・J9や96のストレート
などなど
相手の弱いハンド(ブラフハンド)は
・Axの♣を持っているフラッシュドロー
・QJのストレートドロー
・QJsの♣を持っているストレートドロー+フラッシュドロー
などなど

自分は、T♠9♥を持っているので、相手の強いレンジをブロックしていることになります。
(ブロックしている対象は、TTのセットとJ9,96のストレート)

逆に、自分は♣を押さえていないので、相手の強いフラッシュドローのレンジをブロックしていません。
(例えば、A9sやQJsの♣など)

こういうシチュエーションの場合、自分のT♠9♥はブラフキャッチすることができるハンドとなります。

世界のヨコサワ命名、リバースブロッカーって話

世界のヨコサワさんがブロッカーについて解説していた動画に、リバースブロッカーという考え方を解説されていました。
https://youtu.be/KSX_YNRM1yM?t=1593

簡単に解説すると、相手の降りるレンジを自分のハンドがブロックしていないという一文になると思います。

つまり、こちらがブラフを仕掛ける場合に、相手に降りるレンジを残しておくということです。

こちらについては、自分の理解が正しいものかわかりませんし、間違った解説をしてしまうのはよくないので、上記の動画を参照していただければと思います。

まとめ

ポーカーは限られたカードリソースで遊ぶゲームなので、ブロッカーのような考え方は誰しもが思いつくものだと思います。

しかし、その概念でも世界のヨコサワさんのようなレベルになってくると、さらに思考レベルを数段階上げて数少ない可能性まで考慮したうえで、自分の勝率を高めるというプレイができていて、ポーカーの奥深さを自分は感じました。

おそらく、ハイレベルなプレイヤーになると、さらに違った切り口でブロッカーの考え方を持っているプレイヤーもいると思います。

ブロッカーという概念を一つとっても、ここまで幅がでるゲームなのでポーカーを学ぶことは永遠に終わらないだろうなと思いますし、そこまで奥の深いゲームなので上達するかしないかは自分の努力次第だとも思いました。

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