痛みが教えてくれること

昨日はとても寒い日だったので、
一日配達の仕事をしたあと、
事務所で集金したお金を集計している時、
右足がヒクヒクと痙攣し始めた。


「ああ、冷えたんだなあ」と思ったが、
ただそれだけで、家に帰って、
ご飯を食べて、お風呂に入って、寝ていたら、
夜中にものすごく右足のふくらはぎがツッた。


目が覚めて、叫んでしまうくらいの激痛で、
隣りに寝ていた奥さんを起こしてしまった。
奥さんの湯たんぽを
ふくらはぎに当てて寝たが、
ああ、またかと思った。
僕は要所要所で右足が痛くなるのだ。


覚えている最初は高校時代のサッカー部の頃。
足を捻挫したのがきっかけで、
ずっと右足が痛かった。
そして蕎麦屋で出前をしている時も、
右足が痛くて常にサポーターをしていた。


熊本に来てからも
ゴミ収集の仕事をしている時に
右足が痛くてたまらなかった。
そして今もである。


20年以上前に霊能師匠から
「右足に痛みが出るのは
人の足止めをしたという証拠」
と教えてもらったことがある。


僕は前世でお坊さんをしていて、
その教義に従って、
信者や弟子に対して
「〇〇をしてはいけない」というような、
お説教をして、結果的に、
その人たちの行動を制限していた。
つまりそれが「足止め」だったのだ。


その、人を「足止め」した時の言葉が、
僕の潜在意識に強く残っていて、
今でも時々右足が痛くなるのだ。


このことはもう20年以上前から知っているのに、
今でも時々こうして右足が痛くなるのは、
よっぽど強く「足止め」していたんだなあとつくづく感心するのだが、
これをこのまま放置していると次に生まれ変わった時に、
右足が欠損しているというような、
重篤な身体障碍になる可能性もあるので、
今回の人生のうちになんとかしておかなければと思っている。


そのために肉体を持って生まれ変わるのだ。

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