今更だけどあらためて「逃げ恥」



今、アサヒビールの「アルエフ」という商品の広告での新垣結衣が
爆発的に可愛いのだが、この新垣結衣の可愛さが爆発したのは、
なんといっても「逃げるは恥だが役に立つ」の成功がきっかけだったと言えるだろう。


そのドラマが話題だった頃に書いた文章。
「逃げ恥」はその後、続編も書かれて、
11巻で完結している。ドラマもスペシャルが放送されている。


「逃げるは恥だが役に立つ」、

既刊の8巻まで読み終わりました。

この作品はテレビドラマとしてヒットしましたが、

僕はまだオンエア中のテレビドラマを見るほど、

テレビドラマと仲良くなっていないので、

まだドラマの方は未見です。(ちなみにその後見ました)

この原作はとても面白く、

ドラマがどんな風にこの原作を

実写化しているかには、

かなり期待しています。

原作で面白かった点をいくつか、

まず、主人公みくりの独身の伯母百合が、

処女のまま閉経してしまった、

という設定が絶妙。

このマンガでは、

恋愛に積極的になれない、

草食系男子とかがテーマになっているのですが、

女性の登場人物の方も、

それなりに問題を抱えていて、

そのあたりが複雑に作用して、

物語が転がっていきます。

みくりは大学生時代に付き合っていた男性と、

だんだん険悪になって別れてしまったという過去があり、

別れ際に彼氏から言われた言葉が、

「おまえは小賢しいんだよ」で、

そのことが密かにトラウマになっているのですが、

8巻の最後でみくりが、

契約結婚をしている平匡(ひらまさ)に

「私のいいところって何ですか?」と聞くと、

平匡は「楽しく暮らす工夫をするところと、

打てば響く頭の良さかな」と答えます。

みくりが「えー、小賢しいとか思いません?」と聞くと、

平匡は「小賢しい?それって相手をバカにする言葉ですよね

僕はみくりさんをバカにしたことはないです」と答えます。

その言葉が大学生の彼氏からかけられた呪いを

解いてくれたとみくりは改めて平匡を好きだと思います。

あと7巻の中に出てくる会話、

奥手な平匡に対してみくりが

「平匡さん可愛い」と言うのですが、

平匡は「みくりさんよくそれ言いますけど

なんか下に見られてる感じがするんですよね」と言います。

するとみくりが

「そうじゃない人もいるでしょうけど

多くの女にとって『可愛い』はむしろ服従ですよ!

くそっこんなのに・・・と思いながらも

可愛いとなるともう全面降伏ですよ、土下座ですよ

理性では抗えない力、それが可愛さ!」と言います。

こんなやりとりを新垣結衣と星野源が、

どのように再現しているか、このあたりも楽しみです。

原作を読んでそれがどのようにドラマ化されているか、

楽しみにしてDVDのリリースを待つなんて、

そんな経験は初めてです。

これをきっかけに新垣結衣のことを

好きになれたらいいんですが。

好きな人が増えると人生が楽しくなりますからね。

結果、好きになれました。
そしてドラマも見てガッカリせずに済みました。
やはり原作マンガにリスペクトして、
原作マンガを大切にする監督はいいですね。

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