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これは僕とは無関係のことだと思いたい

この文章は2018年にFacebookに投稿した文章です。

一見僕には全く無関係のようでいて、
実はとてもよく知っている事柄についての
記事をネットで見つけた。

以下はその記事の全文。

「インドネシア東部スラウェシ島のほら穴で、
村の呪術師に15年間も監禁され、
繰り返し強姦されていた女性が救出された。

地元警察が8日までに発表した。
女性は28歳のHさん(仮名)。
地元紙ジャカルタ・ポストによると、
83歳の呪術師、ジャゴ容疑者に
監禁されているという通報を受けた警察が
同容疑者を拘束し、
供述に基づいて5日に捜し出した。

警察によると、Hさんは13歳だった2003年、
家族に連れられてジャゴ容疑者の治療を受けに訪れた。

同容疑者は代替療法や
「魔術」を使って病気を治すといわれていた。

ジャゴ容疑者はその後まもなく、
Hさんが「遠く」へ旅立ったと家族に告げた。

家族には行方が分からなかったため、
行方不明者届が出された。

警察の調べによると、
同容疑者はそれから15年間、
Hさんに「アムリン」という名の
精霊の写真を見せながら、
魔術と称して強姦を繰り返した。

警察の調べに対し、
性行為の間はアムリンが現れ、
自分に取りついていたと話した。

ジャカルタ・ポストは専門家の話として、
ジャゴ容疑者は村人の尊敬を集める存在だったと指摘。
ほかにも言い出せずにいた
被害者が見つかるかもしれないと伝えた。

警察によると、同容疑者は児童保護法に違反して
未成年者に性的虐待を加えた罪に問われ、
最大で禁錮15年の刑を言い渡される可能性がある。」

僕がなぜこの記事について、
よく知っているのかというと、
僕は前世でチベットの修道院で、
修行僧をしていて、
おそらくその時にこの事件と
同じようなことに関っていたというか、
加担していたのだろうと思われる。

例えば人身御供のような存在。
地の神への供え物として、
毎年一人、16歳の処女を捧げよ、
とかいうような掟を作ったのは、
その地を縄張りとする宗教団体である。
そうやって得た少女はどうなったかというと、
その宗教団体の寺院に監禁され、
教祖や修行僧たちの
性的なぐさみものとして、
輪姦され、凌辱され、
最後にはどうなったのか、
それは神話や伝説にさえ残されていない、
文字通り闇に葬られた出来事であった。

同じようないきさつから、
宗教に絡んで、
お金をとられた、
命をとられた、
頭をとられたという、
様々な因縁が生じた。

お金をとられたというのは
宗教団体による謀略によって、
現金や財産などをとられたというもの、
命をとられたというのは、
文字通り殺されたということ、
そして頭をとられたというのは、
例えば生贄となって姿を消した娘を
想うあまりに精神に変調をきたし、
正常な判断力を失った、
つまり気が狂ってしまったということ。

そのような様々な因縁を
古来宗教関係者は
生み出し続けてきているのだ。

他人事ではない、
僕もかつてその当事者だったようだ、
という話なのである。


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