【今月の読書キロク】三千円の使いかた/原田ひ香著
ドラマにもなった三千円の使いかたを読み終わりました。
去年からタイトルが気になって手に取ってはいましたが、今年の目標に1ヶ月1冊本を読むことを掲げただけに、ついに年始に買いました📚
(読むのが遅いので3ヶ月かかってしまいました、、、笑)
おばあちゃん、お母さん、お姉ちゃん、妹、家族の周りにいる人のそれぞれの貯金額やお金の考え方、生活の仕方が書かれている本です。
私自身はというと、
貯金苦手です。
この本の登場人物でいうと、圧倒的に妹の美帆タイプです。
お金はあればあるだけ使っちゃう。小さい頃からお小遣いフルで使ってました。(めちゃくちゃ反省)
この本に出てくる登場人物たちのお金の考え方で象徴的だったのがティーポットの話🫖
おばあちゃんは、青と白の磁器のロイヤルコペンハーゲンと旅先で買った作家ものの急須。
お母さんは、贈り物の北欧ブランドのティーポット。
お姉ちゃんは、お金を少しずつ貯めて買ったカリスマ主婦が使っていた琺瑯のポット。
妹は、雑貨屋に売っている三千円のガラスのティーポットを買うか迷っている。
私は妹の美帆のように、三千円あれば三千円で買える物を買うのですが、この本に出てくる節約上手?なおばあちゃんやお姉ちゃんは、三千円あれば三千円をコツコツ貯めて自分の欲しい物や長く愛せる物を買っているんです。
こういう考え方が私にはなかったなぁ、、、とこれまでの20数年間を反省しました。
何を買ったのか思い出せないような買い物がとても多かったように感じます。
逆に、社会人になってからお金をコツコツ貯めて一括支払いした歯列矯正はとても有意義な買い物だったし、同棲している彼氏と始めた500円玉貯金でマンションの更新や快適に暮らすために買い替えた家具・寝具・家電の費用を捻出できたのは良かった。
これからは、目の前にあるお金だけで買える物ではなく、もっと先を見据えた有意義な買い物が沢山したいなと思いました。
この本を読んで、ハッと気付かされたことがもうひとつ。
妹の美帆が節約上手な姉の真帆に貯金を始めるために貯金箱を100均で買ってくると言った時。
その100円を貯金しなさい
って言われるシーン。
たった100円だけど、もったいないからと、
お菓子の空き缶をあげてこれに貯めなさいって言うんですよね。
私も数年前から500円玉貯金をしているんですが、キッカケが高校から仲良しの友達の家に遊びに行った時に、節約上手な友達が500円玉貯金をしていたからなんです。
私は、その後500円玉貯金のために100均でおしゃれな瓶を3つ買ったけど🫙
節約上手な友達は、お土産でもらったディズニーの缶に入れてなあ、、、とその時思い出しました。
節約や貯金とかお金の考え方みたいな小さい頃から身についたものを変えることはなかなか難しいですが、この本で何度も気付かされることがあったので、ずっと大事に取っておきたいなって思いました☺︎
今はまだ妹の美帆に近い感覚を持っている私ですが、結婚して子供を産んだ時、子供が成人した時、還暦を迎えた時、、、
この小説に出てきたお姉ちゃん、お母さん、おばあちゃんの気持ちや悩みも分かるようになるんだろなと思います。
本の帯に書かれていた「ずっと本棚の片隅に置いときたい本」って意味が分かる気がしました💭
最後の章の話も自分と重なる所や、家族のことを思い出して、背中を押される言葉に、ほろっと泣いてしまいました(*´-`)
もし、このブログを読んでいる方で、
節約や貯金が得意でない方がいたら、
私と一緒に頑張りましょう😂🙌🏻
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