見出し画像

P名刺裏面のクロスワードの元ネタ解説・改~カリスマを載せたくて~

異次元フェス参加の皆様、お疲れ様です。
会場では多くの方と名刺を交換させていただくことができました。毎回担当愛に溢れたものを頂けていますが、今回は加えてラブライブの推しを並び立てるというこのイベントならではの特徴が目立ちました。

さて私が使用しています名刺ですが、昨年のCGコンステ2日目に使用開始したバージョン(5代目)からは裏面でクロスワードを展開しています。中に入るのはデレマスアイドルから選抜した16名(+間接的にもう1名)から連想されるキーワードで、1人1~2語をローマ字あるいは英単語で綴っています。5代目名刺はコンステと今年のアイマス合同等で使い果たしてしまったのですが、有難いことにクロスワードが多くの方から好評だったため、マイナーチェンジを施したうえで6代目名刺にも引き継ぐことに。そうして生まれた6代目名刺を、今回の異次元フェスで使用開始しています。実は先月らぁめん城ヶ崎さんの名刺ボードに貼らせていただいたのが真の第一号
そこで使用開始に合わせる形で、クロスワードの元ネタについて再びこちらでご紹介することにします。先代からのマイナーチェンジですので、先代の紹介記事(以下のリンク先)と内容はほぼ同じになりますことはどうかご容赦ください。


タテのカギ

全14件。上から順、同じ高さのものは左から順に紹介します。
AURORA
「オーロラ」の英語綴りです。マスが紫色であるとおり、藤原肇のキーワードです。モバマスのイベント(アイドルプロデュース)でオーロラを見にノルウェーへ向かう仕事を肇が経験したことに由来します。
仕事の様子は有志によるサイト(以下のリンク)でまとめられています。

デア・アウローラというユニット名から美波・奏絡みと間違えられそうですが、今のところ言われたことはありません。

BIZEN

藤原肇の故郷であり、陶芸の伝統で知られる「備前」。
来年にコラボおかわりです。ここまで発展するとは……。
メジャーリーガー(予定)と首位打者のバッテリーを生んだ街でもある

AIRGUITAR
多田李衣菜お得意の「エアギター」。その姿は「Go Just Go!」MVの固有モーションで拝むことができます。ギターを習得した未来があったとしても、時には披露してほしいもの。
デレアニで前川みくから「独りでエアギターでもやってにゃ」なんて煽られたこともありましたが、それももう懐かしいですね。アニマス10周年はとうに過ぎ、今度はデレアニの10周年が徐々に迫ってきています。

CLOVER
「クローバー」。四葉のものを緒方智絵里が大事にしています。
SSRマイ・フェアリーテイルのLIVE開始時の「とっておきのクローバーマジック、受け取ってください!」というメッセージは回数聞いたこともあり、非常によく耳に残っています。

BADMINTON
「バドミントン」の英語綴り。喜多見柚の趣味であり、部活動として取り組んでもいます。先日実装のフェス限の衣装にはシャトルの描かれたアップリケ(?)が施されています。

MITSUBOSHI
本田未央の記念すべき最初のソロ曲「ミツボシ☆☆★」のローマ字綴り。
名刺交換でクロスワードについて説明すると、比較的真っ先に気づいてもらえている印象です。

HAMBURG
五十嵐響子が得意とする料理の一つであり、前川みくの大好物「ハンバーグ」。2月、本人不在の中アイマス合同で披露されたソロ曲『恋のHamburg♪』のタイトルにも活かされています。

CHEMISTRY
一ノ瀬志希が向き合ってきた学問、「化学」の英語綴り。筆者の専攻分野でもある
デレアニ放送に合わせて展開されたラジオ風ボイスドラマ「MAGIC HOUR」で、志希が自己紹介で「あとはねー、得意なのは、chemistry」と言っていたのが何故か印象に残っています。あの音源は志希のボイスとしては初期も初期で、「うわ、かっけぇ」と思った記憶があります。

MANICURE
「マニキュア」。いわゆる「ネイル」の英単語で、名詞・動詞の両方で使えます。北条加蓮のこだわり。デレステで加蓮をユニットに組んで「印象」のMVを再生させると、最後の3つ並んだキャンバスでマニキュアの容器が描かれます。

NYAHAHA
一ノ瀬志希が発する「にゃははー♪」という笑い声をローマ字に起こしたもの。初期の頃からみられており、しきにゃんという愛称はこれに由来しているのでしょうか。
マスの色は濃い目の赤。SSRインビテーション・ダイブに由来します。サイリウム的にも本人の衣装的にも本来のイメージカラーはもっとピンクのはずですが、最初にお迎えできたという思い入れみたいなものがありまして。

CAMERA
高森藍子が散歩の際に携帯する「カメラ」。彼女が使うのはトイカメラと呼ばれるもので、江上椿さんのみたいにデカくはない。
マスの色は智絵里との差別化のため、サイリウムよりも濃い緑色に。

KARAOKE
シンデレラガールズのギャル軍団が揃って大好き「カラオケ」。ローマ字綴りですが海外でもこれで通っているんですよね。
先代名刺では城ヶ崎美嘉のキーワード扱いでしたが、今回は大槻唯のキーワードとして扱っています。唯とカラオケの話題といえば、第6回総選挙に合わせた企画・アイドル紹介で彼女がカラオケした仲間を挙げていた件が印象的です。最高の友人ちなったん、ギャル仲間の他に挙がったのは喜多見柚。この事実が明かされたのはあの企画の大きな意義だと思っています。

何度も擦りたい、唯と柚の接点


CANDY
度々カードにも描かれ、大槻唯と切っても切り離せない「キャンディ」。その中でもチュッパチャプス型が個人的によく連想されますが、描かれている例はさほど多くありません。モバマスではRのバレンタインデビルと8周年記念配布のSRアニバーサリージョイ、デレステではSSRロリポップ・ハニーぐらいなもので。アニバの配布と恒常SSRという要所を抑えているのが大きいのでしょうね。

GUSAA
編み物で集中力を切らした喜多見柚の編み棒がぴにゃこら太を襲う!
モバマスの劇場が発祥のこのネタ、後にグラブルでも活きることに……そこら辺まで含めた詳細は以下のリンクを参照。


ヨコのカギ

全15件。上から順、同じ高さのものは左から順に紹介します。
TSUNDERE
ローマ字で「ツンデレ」。昔は神谷奈緒がそのように紹介されていた印象です。今だとオタク属性が強調されがちで、デレマスにおけるツンデレの象徴は松尾千鶴に移っているような気もしています。

IOLITE
宝石「アイオライト」の英語綴り。渋谷凛と深い繋がりがあり、モバマスではアイオライトゴシックというSRがあります。そしてコラボ先のグラブル及びプリコネでは技の名前に使われ、「蒼の剣を受けよ!アイオライト・ブルー!」と勇敢に叫びます。むしろこっちのほうが有名でしょうか。ちなみに宝石アイオライトは凛の誕生日である8月「10日」の誕生石でもあります。

宝石・アイオライト。2022年、国立科学博物館で開催された宝石展にて撮影。
向きによっては青色が消えて無色透明にも見える。


POTATO
説明不要、「ジャガイモ」。北条加蓮は「未完成の歴史」に関する取り組みで、ステージセットの天球儀の木星がジャガイモに見えたという……。
もっとストレートに「FRIEDPOTATO」を使いたかったところですが、配置の都合で揚げるのをやめました。

RABBIT
モバマスでもデレステでも緒方智絵里と共演を果たした「ウサギ」さん。何故彼女の下に集まるウサギは肉球を備えているのでしょう。

HINOKUNI
小日向美穂の故郷・熊本の別称「火の国」。これが転じて、10周年記念アニメでは灼熱の国ムスペルヘイムの一員としてアインフェリアに立ちはだかったことも。
今回、マスの色をピンクからグレー(薄い水色)に変更しています。先日ようやくお迎えできたブランフェス限の衣装に由来します。

FAIFAI
今井加奈が度々用いる掛け声「かなかなファイファイ、おーっ!」から。モバマスのSRこぼれるスマイルでの台詞が発祥で、後にデレステのSSR気ままなタイニーミラクルへと引き継がれています。
……と思ったらこぼスマも最近デレステで復活。しかもファイファイ言ってるそうな(未入手)
フェイフェイ(楊菲菲)と度々間違えられたのでもっと周知に努めないと

HEADPHONE
多田李衣菜が愛用する「ヘッドホン」。アイマス越境グッズとしてヘッドホンが発売された際は蒼の系譜で揃えると思いきや、彼女がシンデレラの代表を張りました。

YURUFUWA
「ゆるふわ」――高森藍子を一言で表すなら、こうなるのでしょう。自分持ちのラジオ番組の名前で見られ、その場の時間の感覚を狂わせる現象は「ゆるふわ空間(時空)」と呼ばれます。どこぞのラスボス霊帝からは「ゆるふわ…滅ぶべし!」とガチで脅威に思われていたようで。

NEKODESU
五十嵐響子は自らオムライスにケチャップで描いた動物について、そう断言したという。かわいいウサちゃんですね!
その後まさかのTシャツ化。そしてそれを、響子に憧れるヴイアライヴ候補生の一人・灯里愛夏が着ているという体の幟が異次元フェスで立ったのには思わず笑いました。
※すみません写真撮り損ねました。Xで「愛夏 のぼり」と検索すれば幟の写真がヒットします。

GARDENING
相葉夕美が取り組む「ガーデニング」。ボランティアで地域の花壇の作業を手伝う姿はデレステのストーリーコミュで描かれました。
マスの色は今回ゴールドに変更。SSR重ねた花びらをイメージしています。先代名刺では黄色・オレンジ系が他に多数いたので緑色にしましたが、智絵里の黄緑と見分けがつかなくなってしまいました。

ICECREAM
相葉夕美の好物「アイスクリーム」。食べる時間帯が本人的にちょっと後ろめたいご様子。
一般的にデレマスでアイスといえばライラさんが連想されるようで、先代名刺を渡した際も彼女の名前が挙がることがありました。

TWINTAIL
和製英語じゃね?というツッコミはさておき「ツインテール」。この姿のメンバーは多数いますが、ここでは楽曲で関わりもある城ヶ崎美嘉のキーワードとしました。
今回、マスの色はサイリウムの色・オレンジから衣装で多い紫寄りのピンクに変更しています。LiPPSにおける彼女のイメージカラーでもありますね。

SOBATSUYU
モバマスで今井加奈のカードに度々登場し、由来が謎のまま遂にはぷちデレラの手持ち用衣装にまでなってしまった「そばつゆ(缶)」。一方でデレステでは「Near to You」が「そばつゆ」という略称で呼ばれてきました(モバのそばつゆの影響もあるでしょう)。
これが見事融合したのが2022年3月3日のデレステ・LIVE Paradeの流行曲。この日はまさに今井加奈の誕生日で、流行曲には彼女とユニットを組むメンバーのソロ曲がピックアップ。そして本人に当たる枠には「Near to You」が入ってきたのです。これは公式がモバマス・デレステに跨る「今井加奈」→「そばつゆ」→「Near to You」という連想を認めたことの表れで、ある種歴史的ともいえる出来事でした。
ここまでそばつゆ缶が擦られるとは初出当時誰が思ったか……。

MADADAME
小日向美穂のソロ1曲目「Naked Romance」で横から差し込まれる台詞「まだダメ」。ところが調べてみると、初期N特訓後の×を作っているポーズが「まだダメのポーズ」と呼ばれていたらしく、美穂と「まだダメ」の歴史はここまで遡るようです。

CARISMA
「カリスマ」――城ヶ崎美嘉の生き様。デレマスに触れて間もない頃から彼女に親しんでいたのに、先代名刺のクロスワードでこれを入れ忘れるとか言語道断。ここの修正が今回のマイナーチェンジのモチベーションだったといっても過言ではありません。
「城ヶ崎美嘉」「カリスマ」の二つから思い浮かべるのは、SSRセンター・オブ・ストリート特訓後のイラストです。流行を作る街の中心に堂々と立ち、女子高生たちの視線を集めているのですから。

振り返りと余談、今後の見込

※名刺でクロスワードをやろうと思うまでの経緯につきましては、冒頭に貼った記事をご覧ください。

今回のマイナーチェンジでは、結果として1か所のキーワード変更とマスの色の調整に留まりました。キーワードのほうはできればもう少し見直したかった気持ちもありましたが、そうなると一から作り直すレベルで崩すことになるので今回は見送りました。自分で言うのもなんですが、前回の時点でそれだけ納得いく出来だったのかなと思います。
ところで本題から外れますが、6代目の名刺では表面のデザインも見直しており、塗分けを(ややくすんだ)水色・エメラルドグリーン・オレンジ色に変更しています。これは北条加蓮をイメージしたもので、それぞれ

水色:モバマスのSRルミナススター&デレステのシンデレラガール衣装
エメラルド:本人のイメージカラー
オレンジ:スタイルが変幻自在な本人の髪の色

に対応します。2019年夏以降、デレステ(とサ終までのモバマス)のホーム画面に張っている、いわば"弊事務所"の看板娘をイメージした色を配置したというわけです。尚、彼女を担当プロデュースできているわけではありませんが悪しからず。

さてこの6代目名刺、異次元フェス終了時点での在庫はあと120枚程度のようです。仮にデレステのアニバ期に首都圏で追加公演が生えてきたとしても、来年いっぱいはお渡しできそうだと見込んでいます。少なくとも6月までは、他事務所のライブでフォロワーさんに会いに行くついでに多少交換するかも程度ですので。しかしこう考えると、先代に続きこの名刺も1年で枯れる可能性があるわけで、200枚発注にしとくんだったなぁ……と反省しています(今回は100枚発注で予備60枚程度が付属)。もうイベントもほぼ戻ってきたうえに、一日に交換する枚数が以前より増えていることへの考えが足りていませんでしたね。これは次回、7代目(仮)に活かしましょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

-以上-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?