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CRMには亡霊が棲んでいる

CRM(※本noteでのCRMとは、SFAやMAツールなど顧客情報全般を管理するシステムの意)を用いて顧客管理を行なっている企業は多い。特に現代のスタートアップはSFAとしてSalesforceやHubspotのSales Hub、MAツールとしてPardotやMarketo、Hubspotを導入するのは、オフィスを借り、Zoomを契約をするのと並んで半ば常識である。 CRMとは顧客情報の口座であり、大量の広告費と営業のリソースを注ぎ込んで築き上げた資産が詰まっている。プロ

    • 刃牙のセリフに学ぶ 地上最強のビジネスパーソンとは

      こんにちは。牛です。本noteは表題の通り、ビジネスパーソンとしてあるべき姿を漫画バキシリーズから学ぶという内容です。読めッッッッ!! 力みなくして開放のカタルシスはありえねェ…(範馬勇次郎) 中国武術界の生ける伝説、郭海皇(146歳)との戦いでのセリフ。脱力や消力(シャオリー)といった技術の粋を使う郭海皇や、その他技に頼る闘技者全員に向けて勇次郎が言い放った。 フレームワークやツールは技術でしかない。丹念なヒアリング、入念な訪問準備、そして圧倒的な試行回数。世のトップを走

      • 『失注商談のリサイクル数』を10ヶ月で34倍にする方法

        ★10秒でわかる、時間がない人向けのまとめ★ ・失注理由と次回アプローチ日の入力を徹底する ・フィールドセールスが保持できる商談の数を制限する ・掘り起こし商談の増加以外に、プロダクトチームへのフィードバックや各セールスの失注分析にも役立つ ・時間はかかる。でもやった方が良い こんにちは。マーケターの牛と申します。今回はお手伝いしているとあるスタートアップ企業で実施した失注商談のリサイクル施策についてのnoteになります。 下記グラフをご覧ください。 失注商談のリサイク

        • 『失注理由:コストネック』は『失注理由:よく分からない』と同義と心得よ

          こんにちは。牛と申します。どんなに有能なセールスでも、受注と同じか、ほとんどは受注以上に失注していると思います。 その際、みなさんはSalesforceやその他のSFAにはどんな失注理由を残しているでしょうか? 機能不足? 時期ネック? コストネック? このnoteは、その中でもとりわけ失注理由とされることの多いコストネックという答えの無意味さについて書いたものです。 失注理由を残す意味そもそも失注理由とは、将来インサイドセールスやマーケティングチームが掘り起こしを行う

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        CRMには亡霊が棲んでいる

          マーケターだけはメールの"署名"を軽視してはいけない

          署名、知ってますか? 念の為こういうの↓です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社神心会 マーケティング部 総帥 愚地 独歩 〒067-1000 東京都○○区0-6-7 TEL: 03-0000-0000 FAX: 03-0000-0000 Email: bosatsunokobushi@shinshinkai.co.jp URL: shinshinkaikaratehasaikyou.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 入社後に先輩の署名を真似

          マーケターだけはメールの"署名"を軽視してはいけない

          メルマガは開封されない方が良い

          こんにちは。牛と申します。 私はBtoBをメインにマーケティングの仕事でご飯を食べています。特にMA周りは上場企業からスタートアップまで、業界も幅広く経験してきました。 今回のnoteはMAとは切っても切れないメールマーケティング、メルマガ施策について書きました。 真っ当なデジタルマーケティング担当者の神経を逆撫でるタイトルを見て、怒りに任せてクリックしてくれた方も多いと思います。そんな方も、せめて①までお付き合いいただけますと幸いです。 ①このnoteを読むべき人メルマ

          メルマガは開封されない方が良い

          私たちはテックに使われ、THE MODELに呪われている

          まるでそれがイケてる企業の名刺だと言わんばかりに、スタートアップがこぞってSalesforceを導入し始めて何年経つだろう? 広告運用もままならない状態でMAツールは海外製にするか、お安く国産から始めるか比較検討するのが普通になったのは、いつ頃からだっただろうか。 「うちはTHE MODEL型の組織なんです」と胸を張る企業の内情は、マーケティングチームとインサイドセールスの間でコールドリードが放置され、入力された事前情報と異なるインサイドセールスからのパスに、フィールドセー

          私たちはテックに使われ、THE MODELに呪われている