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2022春・アイドル甲子園@山中湖 参戦レポ(前編)

ひさしぶりのnote、今回は山中湖で行われた「アイドル甲子園 FUJISAN SPRING FES 2022」(2022.3.19-21)の参戦レポです。
公式サイトはこちら

今回が山中湖のフェスは初参戦でした。
初めての場所の不安、しかも三連休にぼっちの山中湖で、東京からの交通手段も宿も、現地の移動も食糧調達も不安。
行くかどうか、ぎりぎりまでかなり悩んでいました。
ところが運営からの情報提供がとても遅く(これについてはまた後で)、現地の様子についてほとんど情報がありませんでした。
それで「過去にも同じようなフェスがあったはず」と思ってインターネッツを探したものの、ほとんどレポが見つからず・・泣
ということもあり、今後のために(?)、あと自分の備忘録も兼ねて記録を残しておくことにしました。ではお付き合いください。

1.準備編

(1)会場チェック

はじめて行くフェス会場となれば、まず気になるのは会場のコンディションですよね。今回のフェスの会場は山中湖交流プラザきらら。人気ミュージシャンのライブでも使われる大きな野外ステージを中心とした広大な屋外施設、まあ要するに原っぱです。

僕自身は都市型のアイドルフェスの経験は多いのですが、こういう空気のいいタイプの場所は初めてで、気になることがたくさんありました。事前に調べたり、現地でわかったことも含めてまとめてみました(あくまで今回のフェスでの情報です)。

  1. 会場アクセス
    場所は山中湖の東岸、平野地区にあります。山中湖周辺の中でも決して栄えている地域ではなく、かなりさびれています。ゆめゆめ「観光地」だと思っていはいけません(富士山はあるが)。最寄りのコンビニ(セブンイレブン)が徒歩8分。周辺の宿や食事屋も多くないです。車がない人は行動がかなり制約されます(でもなんとかはなります)。

  2. 会場の広さ
    アイドルフェスとしてはちょうどよい広さです。google map上で確認すると、TIFのお台場会場の1/3、アイドル横丁の横浜赤レンガパークの3倍といったところでしょうか。8ステージ設置しても余裕のあるつくり。端から端まで往復すれば疲れますが、フラットな地形で階段昇降もなく、TIFなどに比べればはるかに快適です。

  3. ステージ配置
    このマップが公開されたのがなんとフェス初日だったため、当日会場に着くまでプランを練るのが難しかったのでした。上方のMt.FUJI・VENUS・KIRARA・SMILEは大型仮設ステージで、簡単にザッピング可能。下方のANGEL・ミクチャ・ペイラブはトラック荷台ステージなのでさらに気軽に軽率できます。右にあるHOTが独立した巨大ステージで、野外劇場「ひびき」に当たります。

アイドル甲子園(山中湖きらら)会場マップ(出所:公式サイト

上のマップと、下の施設公式サイトを見比べると、導線などがよりよくわかります。左上の4つのステージは「原っぱ」に建てられています。下の3つのステージと特典会場21以降は「第1駐車場」に建てられています。下の図の「水のプロムナード」と「管理棟ハルニレ」の間のエリアがフードコーナーになっていました(よって上の図は間違い)。そして特典会場の1-20は右端の第2駐車場に設置されています。

山中湖交流プラザきらら(出典:公式サイト

今回困ったのが、(アイドルとオタクを分けるための)立入禁止テープがやたら多くて、限られた導線しか許されないことでした。例えば右上の4ステージから、特典会の21番に行こうとすると、一番下のペイラブまで下りて、そこからまた上に回り込まないといけない。地図はいい加減で、導線はどこにも周知されていないので、慣れるまでは何度も道に迷ってストレスが溜まりました。

  • 雨天対応
    会場のきららの中には、管理棟や楽屋棟などの雨風をしのげる設備もあるのですが、これらはアイドルさんの楽屋となりオタクは立ち入り禁止。左下の小さな休憩所はクロークとして使われていました。よってオタクが雨風をしのげる場所はゼロ。雨が降ってくると完全に詰みます。立ち尽くすしかないです。

  • 休憩所
    設備としての「休憩所」は使えませんが、フードコートや第一駐車場の脇にはベンチが複数あり、野外ではありますが疲れれば座って休むことはできました。特に混むこともなく。

  • トイレ
    気づけば会場外となる右下のトイレ(男子は大1+小2、女子もあり)が使えたのと、その右手の会場内に仮設トイレ5台が置かれていました。今回はオタクも少なかった(最大1000人くらいでは?)のに、トイレは常に行列していました。まあ10分~15分待ちなので、暴動が起きるほどではなかったですが。仮設は男女共用で、女子はぜったいに仮設でない方のトイレに回るのが吉でした(何の案内もなかったけど!!)

(2)天気

山の天気は変わりやすい。山中湖も例外ではないです。

行こうかなと思い始めてから毎日天気予報をチェックしていましたが、晴れになったり曇りになったり雨になったり雪になったり。。。変わり過ぎだろ(笑)前日の時点で、気象庁はわりと晴れっぽい予想でしたが、厳しめとされるウェザーニュースは曇り一時雨の予想。そしていざ土日になってみたら、朝は快晴、昼から曇り、夜は雨、そして雹(ひょう)まで降ってきたのでした。

ひとつだけ確かなことは、山中湖、寒いです。東京よりかなり寒い。体感的には札幌より寒かったなあ・・・まあ野外にずっといて、雨まで降られてるので。東京はもう桜が咲こうかという時期の開催でしたが、山中湖は厳冬でした。僕は急きょ寝間着まで服の下に着込んで、帽子にマフラーに手袋、カイロ6個使って、なんとか人権を維持した感じでした。

(3)交通手段

東京から行く場合、基本は車がおすすめです、間違いない。
まあでも車が使えない人もいますよね。僕の場合、新宿方面から、行きは中央道高速バス、帰りはシャトルバス+中央線を使いました。

  • 中央道高速バス
    会場にいちばん近い高速バス停は「山中湖平野」で、これが会場最寄りのセブンイレブンの隣りにあります。会場までは徒歩8分。
    新宿方面から山中湖平野まで行く直通は、本数が少ないです。特に帰路は終バスが早いので要注意(その手前の山中湖旭日丘なら遅くまでありますが、会場から歩くと30分以上かかります)。
    バスの予約はハイウェイバス ドットコムで簡単にできます。ありがたいのは、予約してから支払いまで猶予があること、また支払ったとしても出発直前までキャンセルできる(キャンセル料100円)こと。キャンセルする可能性があるなら往復は別に予約するのが吉。
    怖いのは時間が読めないことですね。今回は3連休の初日の朝で、11:17到着予定でしたが1時間遅れになってやきもきしました。もしやり直せるなら、往路も電車+シャトルバスがよかったかな。

  • 電車(大月駅)+シャトルバス
    運営が大月駅までのシャトルバスを1500円で運行しますとアナウンスしたのが、なんと前日の夜。もうちょっと何とかならなかったんですかね。僕はもう帰路の高速バスを予約していましたが、バス停までのアクセスに不安があった(タクシー呼べないと30分歩き!)ので、出発前夜にこちらに切り替えました。
    帰路の日曜の夜、シャトルバス自体は定刻18:15過ぎに出て、特に渋滞もなく、定刻より少し前の19:10頃に大月駅に着きました。大月からは中央線がたくさん出ているので、安心感が強いです。

(4)宿

参戦を考えたのが開催の10日ほど前で、その時点でもう便利で安い宿はソールドアウトという感じだったと思います。楽天トラベルで見る限りは、選択肢がほとんどなかったです。一方、丁寧に探せば、ネット代理店に対応していない宿も結構あって、予約方法がWebフォームだったりメールだったり電話だったりします。僕もいくつかトライしましたが、満室だったり返事がなかったり。考えてみたら、昔はこうやって電話で宿探ししていましたね(遠い目)。アイドルもオタクも大挙して来てるわけで、特に車のない人は会場近く、徒歩圏内の宿を早めに抑えるのが超大事です。

僕は結局は楽天トラベルで抑えておいた、会場から徒歩8分(※実際は入り口まで遠回りさせられて15分はかかった)の「レイクサイドイン富士波 山中湖」に宿泊。お風呂もねえ(シャワーのみ)、トイレもねえ(共同)の素泊まりで8,200円は高すぎだろと思いましたが、寒い中で暖房がガンガン効いたのと、朝、部屋の窓から素晴らしい富士山が見えたのでよしとしました。

(5)持ち物

今回、持っていってよかったなあと思うもの。

  • 防寒具(防水のフード付きコート、防水ブーツ、帽子、マフラー、手袋)

  • 使い捨てカイロ(背中に貼る用、足用)

  • 折りたたみ椅子(どこでも休憩できる、リュックを濡らさずに置ける)

  • 紙に印刷したタイテ(ザッピングに便利、スマホバッテリ節約)

  • ペンライト(夜の野外はきれい)

  • 寝間着(昼間も中に着込んで防寒着に使えた)

逆にいらなかったのは、双眼鏡かな・・・(まったく出番なし)

長くなったので、中編につづきます


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