さまよえる蒼い大学生

理系大学生/思ったことや考えることを書いてみます 敬称略

さまよえる蒼い大学生

理系大学生/思ったことや考えることを書いてみます 敬称略

最近の記事

「笑うマトリョーシカ」が描く民主主義(最終話を見て)

金曜10時のTBSドラマ「笑うマトリョーシカ」の最終話を見終えた。 謎解きはまさにマトリョーシカのようだった。 清家の裏側にいるハヌッセンは誰なのか。第一話からの大きな謎として存在しながら、候補に近づくたびにその人ではないと明かされていく。 高校、大学、議員人生、出会った人の言ったことを丸々吸収し、そうして出来上がったマトリョーシカの1番内側にいる清家一郎という人間はとても小さくて空虚なんだと知る。 清家一郎とは、「笑うマトリョーシカ」ではなく、何層にもいろいろな人に操ら

    • こんな時代だからこそやす子オリンピックが必要だ

      参加者全員優勝という異例の結果で幕を閉じたやす子オリンピックから1ヶ月弱。 途中、小火騒ぎがあったりと意図しない方向でネタにされることもあるこの大会。でも、だからこそ1ヶ月経った今、やす子オリンピックを振り返ってみたい。 ただの綺麗事だという意見もあるけれど、いろんな毒を吐き終えて濁った世界の中では綺麗事は本当に綺麗に見えるものだ。 まず、背景として2024/8/2はパリオリンピックの真っ只中であった。 男子スケートボードでの堀米雄斗の劇的大逆転優勝や、フェンシング個

      • noteを始めることにしたという話、少しだけ自己紹介

        はじめまして。さまよえる蒼い大学生と言います。では早速聞いてください。 「noteを始めることにした」 noteを始めることにした。 大学生、夏休み、この持て余した時間をかたちに残るものにしたかったからだ。 というのも、お盆に地元に帰省していたときに再会した友人が、軒並み(というほどでもないけれど)部活のキャプテンとかバイトリーダーとか、「歩く肩書き」になっていたのである。 あれ?おれ何かあったっけ... ここからいろいろなことを経てnoteを始めようという結論に至った

      「笑うマトリョーシカ」が描く民主主義(最終話を見て)