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No.74食品って何?(添加物)

おはようございます。

弊社は主に食品の冷凍素材類を扱っていますが、その他、冷凍の惣菜や肉、常温品も扱っていますので、食品添加物については、きちんと覚えていなくてはいけません。

下記、主な添加物と例、使う目的を記します。

食品添加物は天然添加物と化学的合成品(合成添加物)に分けられるが、その区別に関係なく、全て食品衛生法の規制の対象となり、厚生労働大臣が指定したもの以外は食品を禁止するポジティブリスト制が採用されている。
指定の際は、食品添加物の指定基準に基づき、薬事・食品衛生審議会が審議する。

・保存料(ソルビン酸、しらこたん白抽出物など)かびや細菌が増えるのを抑えて、食中毒を防ぐ

・防かび剤(オルトフェニルフェノール、ジフェニルなど)かびの発生を防ぐ

・酸化防止剤(エルソルビン酸ナトリウム、ミックスビタミンEなど)酸化を防ぎ、長く保存できるようにする

・pH調整剤(DL-リンゴ酸、乳酸ナトリウムなど)食品のpHを調整して品質をよくする

・酸味料(クエン酸、乳酸など)食品に酸味を与える

・栄養強化剤(ビタミンC、乳酸カルシウムなど)栄養素を強化する

・発色剤(亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなど)ハムやソーセージの色調を整える

・調味料(L-グルタミン酸ナトリウム、5-イノシン酸ニナトリウムなど)食品にうま味などを与え、味を整える

・漂白剤(亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウムなど)食品を白くし、きれいにする

・着色料(クチナシ黄色素、食用黄色4号など)食品に色をつけ、色調を整える

・苦味料(カフェイン、ナリンジンなど)
食品に苦味を与える

・光沢剤(シェラック、ミツロウなど)食品に光沢を与える

・糊料(ペクチン、カルボキシメチルセルロースなど)食品になめらかさや粘り気を与えて、食品が崩れないようにする

・甘味料(アスパルチーム、キシリトールなど)食品を甘くする

・乳化剤(食物レシチン、グリセリン脂肪酸エステル)水と油が均一に混ざるようにする

・膨張剤(炭酸水素ナトリウムなど)ケーキなどをふっくらさせ、柔らかくする

・香料(オレンジ香料、バニリンなど)食品に香りを付ける

・イーストフード(リン酸三カルシウム、炭酸アンモニウムなど)パンを作るのにイーストがよく働く(発酵する)ようにする

・ガムベース(エステルガム、チクルなど)チューインガムの基材

・かんすい(炭酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムなど)中華めんの食感、風味を出す

・豆腐用凝固剤(塩化ナトリウム、グルコノデルタラクトンなど)豆腐を作る時に豆乳を固める

以上、書きましたが、私は主に原料100%の素材を扱っており、規格書(商品の原料の詳細が記載された書類)を書くのが非常に楽でした(笑)。



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