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No.129食品って何?(細菌性食中毒No.2)

おはようございます。

No.128の「感染型」の「細菌性食中毒」の続きです。

◼️リステリア菌食中毒
リステリア菌は、土壌に生息する細菌。健康な状態では発症しないが、免疫機能が低下している場合や、抵抗力が低下している高齢者や新生児、妊産婦などが感染すると、髄膜炎や敗血症を発症することがある。

⚫️リステリア菌と食中毒の特徴
・芽胞は作らないが、酸や熱に強い抵抗性がある。
・4度以下の低温でも増殖し、冷蔵・冷凍した食品でも室温状態に放置すると、再び活発になり増殖する。
・患者の致死率が高い。

◼️エルシニア菌食中毒
健康な豚であっても、10%程度の割合でエルシニア菌を保菌しているため、豚肉を摂取する場合には、十分な加熱が必要 。

⚫️エルシニア菌と食中毒の特徴
・0〜4℃の低温でも増殖するため、冷蔵保存では食中毒を妨げない。
・学校で集団感染が起こった事例もあるが、そのうちのほとんどは原因食品が不明である。

次回に続きます。

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