ハイチへの多国籍部隊、ケニアが400人派遣へ ギャングの暴力激化
【概要】ハイチ(カリブ海にある島国)ではギャングによる治安の悪化が増しており、それを抑えるためにケニアから警官が派遣される。
【3step解説】
①ハイチはカリブ海周辺の国の中でも最貧国であり治安が良くなく、2021年には大統領がギャングによって暗殺されたという事件まで起きている。
②ここ最近になってギャングによる暴力は激化しており1~3月の死傷者数は2500人にも及ぶ。
③そんな中ケニアの大統領はX(Twitter)で
「ハイチに恒久的な安定をもたらすため、国際社会と協力する」
と投稿し、1000人の警官を派遣することを表明した。
【補足】
・ハイチ…2010年マグニチュード7の地震で首都ポルトープランスが甚大な被害を受けた。政治も上手くいっていないことも重なり、いまだに復興が進んでいない。人口の半数は食糧不足に苦しんでいる。
テニスプレイヤーの大坂なおみ選手の父親の祖国。
【感想】
ハイチの惨状を聞くと日本は本当に恵まれている国だと実感させられる。
どうやらハイチのアンリ首相は初めはアメリカやカナダなどの大国に警官を要請したようだ。
しかし殺人や誘拐が絶えないこともありアメリカやカナダは尻込みをしていた。
そこで名乗り出たのがケニアである。
詳しいことは分からないので、素晴らしい行動だとか無謀だとか安易に評価できないが
「困っている人(国)があれば応援に駆け付ける」
という利他の精神は私も大事にしたいと思う
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