読書メーターというアプリが素晴らしいのだが、喜んでばかりいられないと思った話
どうも、ブロガーのエスジェイです。
最近知ったアプリ(WEB版もある)で「読書メーター」というものがあるのですが、これが非常に便利。というか、こんなヤツが欲しかった!!
と、思わず人に言いたくなる便利ツールだったので紹介したい。
読書メーター
読書メーターでできることは、基本的に自分が読んだ本の記録です。
アプリ内で本を検索して、読んだリストに入れたり、これから読みたいリストに入れたりもできる。
読んだ本に入れていくと、自分が読んだページ数や冊数をグラフ化してくれるので、どれくらい読んだのかすぐに分かるようになっている。
さらに、読んだ本の感想をシェアできる。これはSNSみたいな機能なのだが、自分で感想を書くのも良いが、読んだ人の感想を読むのも面白かったりする。
さらに読んだ本のデータがたまってくると、Amazonでいうところの「あなたこんな商品も欲しいですよね?」的な機能もあり、アナタが好きそうな本を紹介してくれる。
Netflixでは「アナタへのおすすめ度」みたいな表示が各番組ごとに出るのだが、あの機能と同じことを本でやってくれる具合だ。
他にも新刊のチェックだったり、友人の読んだ本が見える化できたり、自分の読んだ本の本棚もアプリ内で作ってくれるのだ。
ぼくもまだ数日前に使いはじめたばかりなのだが、このアプリは本を読む人にとっては必須なレベルの機能が詰まっているので、本を読む人(漫画だけでも可)にはおすすめしたい。
個人の漫画ブログが危うくなる?
このアプリすげー!までて終わっていればnoteで紹介することもなかったかもしれない。
このアプリに僕が一番興味が惹かれた点、あるいは驚異を感じた点は、書籍の感想の上位表示を独占してきているからだ。
そもそも僕が読書メーターを知ったけっかけは、紹介されたとか、話題になっていたとかではない。単純に検索して見つけたからだ。
僕は仕事でブログを書いており、漫画ブログも運営しているのだが、漫画ブログでは単純かつ重要キーワードとして「作品名+〇〇巻+感想」というものがある。
ひと昔前までは、この手のキーワードで検索すると、個人ブログまみれだったのだが、最近は読書メーターの感想ページが上位表示されていることが多い。
もう少し深い話をすると、大手企業が運営しているサイトが個人サイトの生業を荒らしているともいえる。実はひと昔前に、似たような現象がAmazonの商品レビューでも起こったのだ。
ひと昔前(2013年くらいだったか?)までは、Amazonで売られている家電製品の「商品名、型番+口コミ、効果、評判」みたいな王道ワードは個人アフィリエイターの独占市場だった。
むしろ、Amazonの商品ページが上位表示されている商品はライバルアフィリエイターがいないから狙い目の商品だとも言われていたくらいだった。(実際に有名な某商材でもそう説明されていた)
しかしながら、時代は流れ現在ではAmazonの商品レビューのほうが強い力を持つようになってきている。
読書メーターの話に戻そう。
読書メーターは先述した通りに、本を読む人からするとかなり利便性が高い。そして多くのユーザー(読書家)は本を読む習慣はあるが、アウトプットする習慣は少ない。
だが、簡単なアウトプットをして読んだ本の理解度をより深めたいというニーズは強い。これをわざわざ自分でブログを作らずとも、読書メーター内でできてしまう。「ここでガンガン感想を書こう!」というユーザーは今後増えていくだろう。(すでにそういうユーザーは多く存在している)
こうして読書の感想を読書メーター内で書くユーザーが増えることで、どんどん読書メーターというサイトは大きく成長していき、巨大なものになっていく。やがてGoogle先生からも絶大な評価をされるようになり、「漫画ネタバレ感想といえば、読書メーターだよね。」という時代になるかもしれない..。
便利なツールを餌にユーザーを集めて、集まった魚が勝手に感想文というコンテンツを制作してくれている。
少し杞憂な気もするが、やがて収益化できる個人漫画ブロガーが淘汰される前兆のようにも感じてしまった。
そんな読書メーターですが、まあやっぱり便利だから個人的には使うし、この記事を最後まで読んでくれたアナタにも是非とも使って欲しい😊
そして、ちょくちょく書籍のレビューをしている僕のブログにも遊びに来て欲しい^^
運営ブログ「エスジェイは静かに暮らしたい」
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