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政治とわたし

一応、24歳。

趣味、家計簿をつけること。
特技、Twitter(現X ですが、馴染みのある名前で呼ばせていただきます)を永遠に眺めること。

おおよそ24歳の女とは思えない生活を送っている間に、人生のピーク(かもしれない)20代前半の終わりが見えてきてしまった。

飽き性で、多くの人がハマるゲームさえ続かず、流行りのSwitchを持ってもいないし買う予定もない私だが、中学生の頃からTwitterとだけは縁を切らずに生きてきた。もう離れられない(笑)

中学生・高校生の頃は、今や誰もが知ってるInstagramの存在すら知らず、Twitterを平凡な日常を記録するものとして使っていた。

ところが、Instagramが生活に溶け込んでからは、Twitterの使い方が変わってきた。
動物の癒し動画や誰かの何でもないつぶやきなど、何気ないツイートばかりが流れてくる中に、ごく稀に見つかる教養の塊のような投稿。

私は、そういうのを見つけてリツイートしたり、ブックマークに保存したりして、自分の知識として頭にしまっていくようになった。

全く関わりのない私の悩みを知っているかのように人間を俯瞰した文章、
まだ自分は見たことがないはずなのに、容易にその情景が浮かぶような美しい日本語、
一見アホっぽいが、読み返してみるとよくそんなもの思いついたなと感心するジョーク。

周りの同世代がカフェやディズニーでキラキラした写真を撮ってはInstagramにあげる一方で、私はTwitterばかり眺めていた。
ちなみに、そんな同世代を批判しているわけでは全くない。というか、Twitterばかり眺めている自分の方が変だという自覚もあった。


そうやって、Twitterとの関わり方も少しずつ変化してきた。

そして社会人になった今、Twitterにはプロ野球の情報と、政治についての投稿が交互に流れてくる。
プロ野球はただ楽しいだけなのでまあいいとして、今私の頭も心も震わすのが政治の話である。

何を信じるべきか。


気づいた頃には、私のTwitterのタイムラインは政治の話題でいっぱいになっていた。

個人的に推している元明石市長の泉さんと、国民民主党の玉木代表、そして世の中の一般人の方々。それぞれの視点で、いろいろなことを投稿している。

最近だと、子育て支援金、それに伴う児童手当や扶養控除への意見、共同親権について見ることが多い。
職業柄、教育や子どもに関わるテーマが気になって見ているので、それを学習されて多めに流れてきているのかもしれない。

あとは、車なしでは生きられない生活なので、5月以降のガソリン価格に関わるトリガー条項についても気になるテーマではある。

教育もそうだが、政治も100%、100点のやり方はないのだと思う。
だから、岸田総理の外交はうまくやってるという意見をたまに見ては、私は外交についてはまだよく理解できていないので、とりあえず完全に否定するのも良くないな、とも思いつつ、結局少子化対策関連を見ていると、国民は蔑ろにされている気もして、もどかしい気持ちになる。

上で少し触れた共同親権についても、たくさんの反対署名が無視されて簡単に可決に向かったようで、内容も個人的には良くないものではないかと思う。
ただ、賛成する人、反対する人、それぞれの意見を見ていると、何が正解で何を信じたらいいのか分からなくなる。

私はどうしたいのか。

私が政治に若干の興味を示し続けることができるのは、より良い日本へ!という大層な目標があるわけではなく、ただ家計簿をつけながら、実家暮らしのはずなのになかなか貯まらないお金の額を見て、自分の将来が不安で仕方ないからだと思う。

結婚もしたいし、子どもも欲しい。
けれど、今の日本を見ていると、まだ1人目も産んでないのに、2人目は無理かな、、なんて思ったりもする。

ネットでは結構支援者が多そうに見える国民民主党も、他のメディアで見ると意外とそうでもなくて、モヤモヤする。

1人で考えていても埒が明かないし、考えも偏ってしまうから、というのでnoteに吐き出しにきたが、結局これだけ書いても何がそんなに不安で、どうなれば私は気持ちが楽になるのか、見当がつかない。

どうしたいか、と言われても、「とりあえず玉木さんとか、なんか他の若い政治家を主導に国を動かしてほしい」と今の政治をなんとなく批判するしかできない。

結婚するなら、子どもを産むなら、ここから5年くらいが勝負だとも言われるが、こんな状況で、、と思ったり、こんな状況だから、、と思ったり、頭が混乱して仕方ない。



「選挙権ゲットしたら、意味ないとか思わないで、みんな、ちゃんと、投票に行くんだよ!」

毎日毎日Twitterを眺めてはモヤモヤするだけで、何もできずもどかしいので、具体的な話は伏せつつ塾の中学生にそう伝えるだけしておいた。

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