甘くてたまらないチャイは夜を救ってくれる
付き合ってくれない彼女。
元カレを引きづる彼女。
そんなあなたに恋してる私。
もうそろそろキツくなってきた。
遊んでも付き合ってくれない彼女。
どれだけ濃密な夜を過ごしても付き合ってくれない彼女。
大嫌いだ。
面白くない。
一緒、笑い合って顔を合わせるのがしんどい。
なのに手を繋いでくる彼女。
でも、でも、
でも
この恋愛は、まっすぐまっすぐに愛するって決めたから。
ただひたすらに、まっすぐ。
どうなっても、ただまっすぐ。
悲しい未来があっても、嬉しい未来があっても、
あなたを真っ直ぐに大切にしたいという、出会って好きになった時の感情を変えることなく愛するって。
そう思えなくなりそうになる会った後の自宅への帰り道。
道端に売っている甘くてたまらないチャイは、僕をもう一度帰路の歩幅を広めてくれて、眠るための力を与えてくれる。
そして、連絡しないでおこうとか、突き放そうとか思う気持ちに対して、もう一度今回だけは真っ直ぐに愛そうって思い直させてくれる。
ありがとう。甘くてたまらないチャイと、いつも優しく喋ってくれるチャイ売りのお母さん。
1人での帰り道、唾吐いちゃうのを許して欲しい。
唾を吐くとなんだかモヤモヤを自分の汚い行動を自分で可視化しながら、ほんの少し昇華される気がするんだ。
僕はまだ君を真っ直ぐに愛するよ。
だから早く付き合って。
そして、フランスに一緒に行こう。
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