行と列、連続と不連続
昨日のnoteの続きメモです。
行と列にデータを置くとどうなる?
昨日は行と列に触れました。分析の語源は、木を斧で分けていくこと。データ分析はデータを行と列で分けていくこと。
Excelでも行と列があり、どっち方向に軸が広がるのか?わからなくなることがあります。Tableauではご親切に『列と行』(添付赤枠)にマークが付いています。列は縦方向、行は横方向というのが直感的にわかります。(言われないと案外気付かない。)
さて、ディメンション(青色:不連続)という軸を作るピルを行に入れて見ます。縦方向に広がります。
続いて列に入れます。
横方向に広がります。
メジャー側(緑色:連続)からみてみます。
列に入れると横方向に軸(X軸)を作ります。
行に入れると縦方向に軸(Y軸)を作ります。
※ちなみにMacだとCtrl+Command+Wで行と列を瞬時に入れ変えることができます。
想定したVizを作るにはなんとなくピルを入れるのではなく、ピルの性質を理解して、1歩先を予測しながら使うことが大切です。
連続と不連続の違い
また、緑と青のピルはよくディメンションとメジャーと言われますが、実際には、『連続(緑)と不連続(青)の違い』です。
以下の図が分かりやすいので引用します。
これをTableauのシートで確認します。日付データを連続・不連続にした際に
マウスのカーソルを軸にあてるとより直感的に理解できます。
連続(緑色)の場合
不連続(青色)の場合
分割できるということは、それぞれの年の並びの前後関係に意味がないという判定です。そのため、並び替えることができ、年度ごとの売上の大きさを比較をする際に便利です。昇順や降順で並び替えるのも、軸が分割されているからです。
お持ち帰りしていただくこと
列と行で、データの位置を定義でき、
連続、不連続で、統合された軸か分割された軸かを定める。
メジャー(指標)とディメンションを組み合わせることで
データを分けていく。その際の言葉が『◯◯ごとの××数』です。
今日の野鳥
ジョウビタキ/Daurian redstart
秋といえばこの鳥です。この季節に日本に渡ってきます。グレーヘアーにオレンジ色の毛並みが秋景色に馴染みます。紅葉が終わり、落ちた葉の色と同化して探しにくいこともありますがぜひチャレンジしてみてください。(グレーヘアがオスでメスは茶色一色です。)もふもふが異常にかわいいです。
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