成人の日と安全に対する責任

日本の成人年齢は明治時代から約140年間20歳でしたが、民法の改正により、成人年齢は“18歳”に引き下げられました。

民法が定めている成人年齢は、「一人で契約をすることができる年齢」という意味と、「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味があります。成人に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになるということです。

普通運転免許の取得の年齢も18歳ですが、運転免許を取得するということは、“安全に運行する技量と知識を持っている″という事を承認されたという事になります。

日々の運転でどう安全に気をつけるのか。

車両が走行する道路では、積雪や雨天などの悪天候により車がスリップを引き起こす場合があります。

その原因は、タイヤと地面との間に水分が入り込むことで発生する“ハイドロプレーニング現象”だけでなく、落ち葉の油分が起因するケースもあり、ドライバーが気を付けるべき道路状況は多くあります。

車のスリップと言えば、凍結路など水分が要因となるイメージが大きいものですが、道端にある意外なものが事故発生の原因となるケースもあります。

秋頃から路肩に落ちる枯葉には多くの油分が含まれ、湿った落ち葉や絨毯のように敷き詰められた葉の上は、雪道を走行するのと変わらない程に滑りやすくなります。
枯葉の上ではブレーキ操作が利きづらく、スリップによる重大事故に繋がる可能性があるために、堆積を目にした際には速度を落とした運転が安全に大きく関わります。
また、砂や土がタイヤの溝を埋め尽くし、グリップ能力を低下させる危険な事象の報告もあります。
そのため、舗装されていない道を走る際は、緩やかなハンドル操作と低速運転を心掛けコントロールしていきましょう。

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