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2021年のまとめ。

21年は、真のモラトリアムだった。

コロナが一服して少し外出しやすい時期だったけど、
隙を見て旅行を少ししたくらいで、
ほとんど何も起きず、おとなしい一年だった。

まあ内容的な振り返りをしたいわけじゃないので
21年に見たもの、読んだものとかを簡単にまとめる。

【読んだ本】
・コーヒーの科学 2016
コーヒーの基礎知識が濃縮してて、最初に読むのに最適すぎた。

・戦争における「人殺し」の心理学 デーヴ・グロスマン 2004
20世紀頭ごろの戦争でも、発砲していた人は兵士の15%程度らしい。ほとんどの人は打ったフリや、弾を詰めるような役割を受け持って、殺さなくて済ませたがっていた。一方で、訓練を積ませることで、相手を目撃すると条件反射で発砲できるようにもできるのだが、打って殺したことを認識すると、その認識を自分の中で合理化しなくてはいけなくて、失敗するとPTSDになる。戦争の中では人間は兵器として扱われるので、触れられないできた人間性・心理に向き合って調べた一冊。

・日本語文法の謎を解く 金谷武洋 2003
日本語は存在文がベース、例えば英語は行為文がベース。そもそもの考え方が違うことを認識するのが英語などの外国語上達に役立つよと。なんとなく会得した人もたくさんいるだろうが、言語の差をメタ的(明示的)に理解するにはとてもわかりやすかった。

・政治改革再考 待鳥聡史 2020
平成にはかなり大きな政治改革が行われていて、それを解説している。
どういう思想で改革が行われ、どんな改革がなされて、何が手付かずで、どんな影響があったのか。
10代でぼーっと過ごしていた頃に、思っていた以上に大きな変化があったことに驚かされた。


【見たドラマ】
今年もあまり見ていないけど、坂本裕二作品があったので、それだけで十分。1話から確実に見る作品は、脚本家で決めることが多くて、やっぱり野木亜紀子・坂本裕二・岡田惠和さんあたりの鉄板具合と言ったらないけど、まめ夫だけだったのはちょっとだけ残念。
ドラマでは、社会問題やジェンダーやハラスメントに気を遣わなきゃいけないけれど、その辺が杜撰な作品が結構ある。そんな作品と、設定が杜撰な作品だと思うと、それ以降全然楽しめなくなっちゃうので、最近は見れる作品が減っている。

大豆田とわ子と三人の元夫/俺の家の話/ウチの娘は、彼氏が出来ない!!/天国と地獄〜サイコな2人〜/ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜


【みたアニメ】
まだ秋アニメは見てないのが10本くらい残ってるから、抜けがあるけど、数はまあ十分よね。。

1クールだけなら楽しめる作品が半分くらいかな。新鮮さだけで3ヶ月過ごせる。そういう作品は2期はいらないんだけど。学生が主人公の作品は減少気味かな。

個人的には桃太郎アレンジで遊んでた時期があったのもありピーチボーイ好きだったな。Sonny BoyはSFの名作だったし、86はいいストーリーで、オッドタクシーは完成されてた。

長瀞さん/異世界食堂2/86/うらみちお兄さん/裏世界ピクニック/EDENS ZERO/王様ランキング/オッドタクシー/はめふら/海賊王女/回復術士のやり直し/吸血鬼すぐ死ぬ/キングダム3/蜘蛛ですが、なにか?/現実主義勇者の王国再建記/怪物事変/恋と呼ぶには気持ち悪い/Sonny Boy/死神坊ちゃんと黒メイド/シャドーハウス/終末のワルキューレ/白い砂のアクアトープ/弱キャラ友崎くん/聖女の魔力は万能です/スライム倒して300年.../精霊幻想記/世界最高の暗殺者.../戦闘員、派遣します!/大正オトメ御伽話/takt op.Destiny/ラスダン/月が導く異世界道中/転スラ2期/東リベ/Dr.STONE 2期/七つの大罪/ヴァニタスの手記/ひげを剃る。/Vivy/美少年探偵団/ピーチボーイリバーサイド/BEASTARS/不滅のあなたへ/フルーツバスケット The Final/ホリミヤ/ヒロアカ/無職転生/迷宮ブラックカンパニー/約束のネバ/憂国のモリアーティ/Re:ゼロ/ログ・ホライズン/ワールドトリガー/天空侵犯/B The Beginning/SK8/ケムリクサ/あひるの空/DRIFTERS/バック・アロウ/吸血鬼すぐ死ぬ


【見た映画】
映画はあまり見てない年だったように思う。
別に下に列挙した中に、もう一度見たい作品はないから、おすすめしたいものも別にない。
関係ないけど、最近、地元でSCOOPの最後のシーンのロケ地を見つけて嬉しい気持ちに。
映画自体は、幼女戦記、冴えカノ、メイドインアビスが普通に面白かったけど、ちょっとそういう映画は、映画として薦める類のものではないよな。

ニワトリ★スター/リバース・エッジ/Crazy, Stupid, Love/ラブ&ポップ /SCOOP/記憶にございません!/窮鼠はチーズの夢を見る/彼女がその名を知らない鳥たち/夢売るふたり/The Family Man/ザ・ファブル/台風家族/インスタント沼/一度死んでみた/今日も嫌がらせ弁当/ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~/惑星ミズサ/引っ越し大名!/人間失格 太宰治と3人の女たち/悪と仮面のルール/友罪


【YouTube】
コロナが始まってから急速に登録するチャンネルを増やしている。
今や登録したチャンネルは400を超えてしまった。

今年はYouTubeは話題性が豊富だった。
HIKAKINとはじめしゃちょーが日本人向けエンタメ系のチャンネルで登録者1000万人を超えた。じゅんや も全世界向けshorts動画中心で1000万人。コムドットが多数のスキャンダルを起こすも、コラボ系の動画で50→300万人越え。水溜りボンドは誕生会から再起一点。ビジネスカップル系で一番人気のヴァンゆんがクリスマスにやらかすも、動画内で告白して片想い状態になってる。ジャにのチャンネルの始まって、エンタメ系のコンテンツを他と同じように作っていてもう300万人越え。

見ている感じ、TikTokやshortsの拡散効果の高い短尺動画でバズるか、コラボをたくさんする方法でしか、登録者を増やすことができなくなっていそう。というのもチャンネルが増え過ぎてレコメンドも急上昇もほぼ機能しなくなっているから、他の方法を選ぶしかない。

去年の推しは、なつめさんち・アイドルのいる生活・P丸様だった。
今年も引き続き推しのチャンネル。おすすめ。

・リュウジのバズレシピ
リュウジさんの簡単に作れておいしいレシピが満載。そもそも本人がレシピに自信持っていて、本当に美味しそうに食べるし、間違いない料理ばっかりなので好きすぎる。

・ぴんみん_幼馴染の同棲日記
カップルの日常なんだけど、家族愛溢れる、優しくもクスッと笑える。結構 案件が多いんだけど全然気にならないし、無理しない範囲で動画投稿されるところもいいし、下ネタに頼ることもない。

・MUSIC FUN
音楽対談のチャンネル。魅力的な組み合わせもいっぱいいるし、このチャンネルで最近の業界内の注目株の情報を聞いている。

・佐久間宣行のNOBROCK TV
ゴッドタンで有名な佐久間さんがYouTubeにやってきた。一つ一つの企画力から完成度が高い。他のチャンネルじゃ真似できないレベルと安定感。当然のようにゲストが豪華。


【TikTok】
まじで時間が溶ける。一本あたり数十秒から数分の尺しかないのに、小一時間が瞬間的に溶ける。見ないでスクロールする動画も含めて100本くらいだろうか。

お気に入りを書いておくけど、こればかりはTikTokのレコメンド機能に依存するので、自分の好みからアプリに好きそうなチャンネルの判定してもらうに限る。

特定のアカウントじゃなくても、スポーツのハイライトとか、ドラマの切り抜きとかも見ちゃうしな。

彼女の愛が重すぎる/森ケの日常/旦那に一目惚れした女/おうちごっこ/ピカソの日記/板橋ハウス


【めちゃリピートした曲】

・夜は仄か / Eve
・怪物 / YOASOBI
・ヨワネハキ / MAISONdes
・死神, クランベリーとパンケーキ / 米津玄師
・Cry Baby / Official髭男dism
・風を食む / ヨルシカ
・ないない / ReoNa

【気になってる人たち】
この人が出てる作品や番組を見たり探しちゃうっていう人がたまにいて、最近はあまりいなかったんだけど、伊藤沙莉さんと日向坂が気になり始めてるこの頃。

ちなみに今年、出演者で絞って作品の検索をした人は、樹木希林・阿部サダヲ・松田龍平だった。

ジャニーズは五人揃ってからのSexyZoneに期待しはじめてる。とはいえ、あの事務所は、もっとアイドルの心構えから、歌もダンスももっと指導しないと生き残れないのに、どうするつもりだろうか。特に心構えは問題で、デビュー直後のスキャンダル率高すぎ。日本語が堪能であること以外韓国に勝ててないから、韓国系の事務所が進出してきたら、日本の事務所はボロボロにならずに済むのだろうか。



【コーヒーにハマった】
今年は本格的にコーヒーにハマった。
コーヒーには大きく3つの流れがあって、①コーヒーが日常的に飲まれるようになり、②豆の品質にこだわるとともに、スタバなどのカフェチェーンが拡大し、③焙煎の味が反映された苦いコーヒーよりも、果実や豆本来の味や香りを反映したコーヒーを指向するように。

というわけで、果実味、酸味のあるコーヒーを提供するお店がすごい増えていて、飲み歩いていた。そんな中でも、リピートしたいお店を箇条書き。

アンモナイトコーヒー(本郷)、ライトアップコーヒー(下北沢・吉祥寺)、アイオライトコーヒー(京都)、minato coffee (みなとみらい)、27 coffee roasters(湘南)、About Us coffee(京都)、Travelling coffee(京都河原町)、Rec Coffee(福岡 / 東京水道橋)、Takamura coffee(大阪)


【食べ物】
今年は外出してないから、食べ歩きもほとんどできなかった。けど、その分厳選したような気もする。

・うなぎ ー 田舎庵(福岡小倉)
情熱大陸で見た。まじでおいしい。
脂がやや少なめで、表面はパリッとしてて、内側はふわっとしている。皮の部分も甘みがあって食感もいい。

これがまじで最高で、全体の調和が取れている上、うなぎを邪魔するものが排除されている。

この翌日も別のうなぎを食べに行ったんだけど、皮が厚くて硬くて、表面が焼けすぎてる印象に。別に普通においしいお店なんだけど、その「普通」が霞んでしまった。もうあれを知る前には戻れない。また小倉に行かないと。


・スパイスカレー
大阪でスパイスカレーの食べ歩きをした。9軒くらい行けた。
あんなにたくさんお店があってびっくりした。

お気に入りは、Pimerのポタージュカレーと、ボタニカリーのボタニカリー。Pimerは旨みやコクをしっかり感じるような、一つ一つの仕事が丁寧なお店。ボタニカリーは、スパイス押しのサラサラの典型的なカレー。

(おいしいものは美味しいが、関西(=大阪・京都)は旨みを感じる料理の少ない地域だったので、旨みがするカレーに出会うだけで感動する衝撃的な状況。)

・モンブラン
今年はあんまり食べれてないけど、Sadaharu Aoki推し。


【今年の大まかな振り返り】
・1〜3月
もう関わりたくないと思ってた人との関係がひと段落して落ち着きを取り戻し始めた。コーヒーにハマり出したのもこの頃。

・4〜6月
あまり覚えてない。たまにバイトを入れ始めて、環境が違うとモチベもかわるし、お金もらえたり指示してもらえるたり職場が決まってて人に見られてると生産性が段違いで、これだよなと思った。

・7〜9月
人間関係を考え直してた時期。コロナで新しい知り合いがほぼ増えていないから、既存の人間関係を消耗しがちな時期ゆえに、どう維持して、どう新陳代謝させるか。新しい知り合いが増えるからこそ、前からの知り合いとのマンネリが起きにくいんじゃないか。

ともかくとして、言いたいことを隠したり包む必要がない関係は居心地がいいなと感じた。

・10〜12月
コロナで会えてなかった人たちに一周くらい会ってきた。変わらないし、落ち着くんだけど、「コロナも少し落ち着いたから」って会ったものの、一体次会うタイミングはいつになるのだろうか頭をよぎりながら過ごしている。

あと旅行に行った。コロナの名残りなのか夜行バスが安くって、お金を使わずに色々回れてよかった。うなぎとコーヒーとスパイスカレーを堪能する旅。



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