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まだまだあるぞ、ピアノと脳のお話  ハーバード編

ハーバード大学全体では60の建物に220台のピアノが置かれているようです。
ということでハーバード大学の話
ハーバード大学では、ピアノのレッスン、音楽のレッスン、音楽を聴くことによる効果についての研究論文を読み解きましょうという講座があるほどです。
教室でも、生活の一部にピアノがあることの素晴らしさを伝え、ピアノが一生のお友達になれるようにと、レッスンが行われています。
音楽は、一部の才能のある人だけのものではなく、すべての人にとって素晴らしい経験であり、有益なもの。先程の講座では、音楽によって治安を守ったり、脳の認知機能を向上させたり、中軽度な鬱症状を改善させたり、たくさんの効果が紹介されています。
2000年に発表された論文では「ピアノの稽古は問題解決能力(HQの要素)を向上させる」ことが証明されています。
れは8~10歳の小学生を対象にしたヨーロッパの研究で、あるクラスにはピアノ、別のクラスには演劇のレッスンを1週間に1回行い、4か月、8か月後にその経過を調べたものです。また2012年のヨーロッパの研究では、一般知能が本当に上がっていることが証明されました(の稽古は(HQ向上法と同様に)一般知能gFも向上させる)。IQテストは一度やると慣れるので再テスト効果で上がる傾向にあるのですが、ピアノだけがそれよりも向上しています。つまり偶然ではないということです。
おそらく、ピアノは両手で微妙に違う指の動きができることと、譜面を先読みして覚えて後追いしながら弾くことが主な理由だと考えられます。
片手で弾くピアニカに同じような効果はなく、両手の動きが全く違うヴァイオリンにはまだ明確な証拠がありません。
また、幼少期にクラシックを聴いて頭が良くなるというデータはほぼありません。
モーツァルト効果についての研究論文(1993年)は、「モーツァルトソナタK448を聴くと空間性IQだけが数十分間あがるが、一般知能は、音楽を聴くと一時的には上がりますが、ピアノを弾くと恒常的に上がるのです。
また大学生に毎日クラシック音楽を聴かせたところ、IQは一時的に上がりましたが落ちてしまいました。
クレッシェンドピアノ教室では、これらのことも踏まえたうえで、この先の人生に役立つピアノレッスンを心掛けています。




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