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地域活性ウェブマガジン

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学生団体CRENECTIONがお届けするウェブマガジンです。
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#地方創生

No.7 山形県遊佐町 齋藤愛彩さん-地域の中高生が「まち」を創る

今回の取材は、庄内地方北部の都市、酒田から北に3駅。鳥海山麓のまち、山形県遊佐(ゆざ)町。クリネクション代表蓑田道(みのだたお)が現地へ足を運んだ。 鳥海山麓のまち 遊佐秋田方面に走り去る羽越本線の列車を後にして、筆者が遊佐駅に降り立つと、駅舎の前には一人の高校生が、満面の笑みを浮かべて筆者の来町を出迎えてくれた。 今回取材させて頂いたのは、遊佐町出身の高校3年生(21年1月当時)齋藤愛彩(さいとうあや)さん。あやさんは、遊佐町が運営する「少年議会」の少年町長を、高校1年

No.6 RURAL LABO小菅勇太郎さん-地域へのもやもやと向き合う

今回取材させていただいたのは、RURAL LABO(ルーラルラボ)代表で大学一年生の小菅勇太郎さん。 ルーラルラボは、地域に関心を持つ人、地域に関わる若者たちが集い、互いに情報や価値観を共有して、学び合える場を作るべく、今年の6月に結成された団体だ。 代表の小菅さんをはじめ、ルーラルラボを立ち上げたメンバーが、地域で活動する中で感じた、地域へのもやもや。 この「もやもや」を解決し、「納得感を持って地方に向き合える人を増やす」ことを目的にルーラルラボは活動している。 「

No.5 地域学生センター 髙山隼さん・齋藤貴宏さん-行政と学生の連携で地域を変える

全国の地域活性化に関わる学生を繋ぎ、「地域」で活躍する学生を増やしていくことを目的に、地域課題を解決していく活動を行っている高校生の学生団体、地域学生センター。 今回の取材は、地域学生センターの代表髙山隼さん(高校1年)と、広報担当の齋藤貴宏さん(高校3年)にお話を伺いました。聞き手はクリネクションの蓑田道、城田空、古旗拳拓の3人です。 地域学生センターは、鹿児島県の鹿屋市で、地域を盛り上げていくことを目的としたイベント「かのや100チャレ」に参加していたメンバーが中心とな

〜山と人がともにある社会をつくる〜webマガジンNo.2 【後編】 岡山県 英田郡 西粟倉村 株式会社百森代表中井照太郎さんインタビュー

西粟倉に来る前は? - これまでの来歴といいますか、どのような人生を送ってきて林業に興味を持たれたので しょうか。 大学では僕は東京でインドネシア語を勉強していまして、インドネシアに留学しました。 インドネシアってイスラム教の国でムスリムの方が多いんですよ特に自分のいたところは 厳格なムスリムの人が多くいるアチェという地域でした。結局僕は今32歳なんですけど それに行ったのが大体十年前とかですね。そのとき、アチェはもともと紛争地だったんで す。三十年くらい前ですね。なんで

〜山と人がともにある社会をつくる〜webマガジンNo.2 【前編】 岡山県 英田郡 西粟倉村 株式会社百森代表中井照太郎さんインタビュー

ひとえにまちづくり、地方創生、むらおこしとはいっても様々な関わり方があると思います。それは、一個人であったり、役場であったり、会社であったり…。はたまたその人は、地方創生に貢献しているという認識すらないのかもしれません。何か行動を起こそうと思っても何をしていいのかわからない。横断する分野が広すぎる、この地方創生という分野ではそう感じる人も多いのではないでしょうか。  しかし私は、「それは発想を変えれば、なにをしても地方創生になるのでは?」そんな気がしてしまったのです。地方創生