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【事例紹介】スクラッチ開発案件~既存業務をプラットフォームにまとめた一括管理を実現~

はじめに

デジタルマーケティングを中心とした事業を展開するCREFIL株式会社です。
弊社はSalesforce / Google / AWSを主軸としたシステム開発やコンサルティングを手掛けております。
またMAツールの構築支援やデータサイエンスといった分野での事業展開も行っております。

今回は弊社実績のご紹介として、既存業務をプラットフォームにまとめ、一元管理を実現した事例をインタビュー形式にてご紹介します。
弊社の概要についてはこちらをご覧ください。


【インタビュー対象者】Tech Specialist 家
細かいチェック等で発揮する丁寧な仕事ぶりと粘り強さを武器に業務を推進
心は防弾ガラス製

フロントエンドエンジニアとしてLP、 Webサイト、レスポンシブサイト、UIデザイン提案、動画編集(Adobe XD, Premiere Pro, Photoshop, Illustrator, )を二年経験。 その後、開発分野に関心が高まり開発案件にてWeb系開発 (サーバサイド:Java, Spring Boot, Thymeleaf、クライアントサイド:JavaScript, HTML5, CSSなど)を経て、CREFIL入社後はスクラッチ開発案件において詳細設計から実装、UTまでを手掛ける。

【インタビュアー】Senior Consultant 佐藤
あらゆる領域で、プロジェクトリーダーとして業務を推進
気配り上手で、着実丁寧にタスクをこなす努力家

画像 CRM構築・MA実装・LINE配信基盤開発と、開発やマーケティングを担当。 Salesforce案件では、要件定義・基本設計フェーズに強みを持ち、Marketing Cloud導入の主導を経験。 扱ったプロダクトはSales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloudと多岐に渡る。

クライアントと課題

佐藤:今回のプロジェクトのクライアントはどのようなお客様だったのでしょうか?
家:日本を拠点とする大手商社であり、資源開発・エネルギー・自動車・食品・化学品などの幅広い産業分野での取引や投資をされている企業様です。
今回は、貿易業務の一部に関わるプロジェクトに参画しています。
佐藤:ありがとうございます。プロジェクトの概要について質問させてください。どのような課題を解決するプロジェクトだったのでしょうか?
家:物流業務のDX化がクライアントのご要望でした。
貿易事業の長期間に渡る取引や商務、大量のメールでのやり取りによる煩雑な事務作業、貿易船の動静管理など、物流管理:SCM(サプライチェーンマネジメント)の全てを一つのプラットフォームにまとめ、一元管理を実現させることが今回のプロジェクトの目的です。
佐藤:ありがとうございます。非効率だったメールや紙ベースでの貿易情報に関わる管理を、一つのプラットフォームにまとめたいということだったんですね。

構築システムについて

佐藤:課題解決をするために、どのようなシステム構築を行いましたか?
:私たちはスクラッチ開発に取り組み、フロントエンドにはJavaScript、バックエンドにはJava、DBにはMySQL、インフラにはAWSを使用してシステムを構築しました。
佐藤:スクラッチ開発のプロジェクトだったんですね。担当チームや領域などはどのように分けられていたのでしょうか?
家:インフラチームと、プログラムを組むチームで分かれていました。プログラムを組むチームは、フロントエンドとバックエンドを担当し、組まれたプログラムはAWS内のS3とFargateに配置する流れでした。
佐藤:なるほど、ご説明ありがとうございます。

プロジェクトについて

佐藤:プロジェクトの全体像についても聞かせてください。
プロジェクト期間やリリース時期はいつ頃ですか?
家:CREFILの参画は2022年4月からで、現在もプロジェクト参画中です。
基本設計から参画し、設計・開発・テストを担当していて、私は詳細設計フェーズから参画しました。現在は結合テストのフェーズです。
キックオフ当初の想定よりも仕様が複雑になったため、リリース時期は半年近く見直されました。
佐藤:ありがとうございます。CREFILは要件定義・画面作成・裏側のシステムの構築も全部行ったんですね!

佐藤:チームの体制とご自身のポジションはどのようなものでしたか?
家:チームの体制はフェーズごとに流動的でした。現在の結合テストフェーズでは、「インフラ整備チーム」「フロントエンドチーム」「バックエンドチーム」「結合テスト実施チーム」に分かれています。私は「結合テスト実施チーム」に所属し、テスト設計書の作成とテストの実施を担当していました。しかし、先ほども述べた通り、仕様が非常に複雑になったため、テスト設計のパターンが膨大になりました。「50以上の画面 × 複雑な仕様 × ユーザー権限など」のパターンを考慮する必要があり、要件定義時にはこの仕様の10分の1程度しか考慮していなかったため、基本設計以降のスケジュールに大きく影響が出ました。
佐藤:
ありがとうございます。
私もほんの1・2個だけ、テストケースを作成させていただきましたが、アクターパターンや計算式などの複雑なところが多く、大変だっただろうなと思いました。

プロジェクト推進の取り組み

佐藤:では、このプロジェクトで苦労したエピソードは何かありましたか?
家:今回のプロジェクトは実装経験がないと難しいものが多かったです。
仕様の難易度の高さや慣れない作業から、結合テスト設計書の作成では初めはタスクの遅延が起きていました。そのため、チームのメンバーにタスクを引き継いでもらうこともありました。しかし、テスト設計書の作成に慣れてきたこともあり、遅延を解消することができるようになりました。
さらに、徐々に設計書作成のタスクを任される機会も増えました。
これを振り返ると、一つずつステップアップできたと感じています。

佐藤:今までとは別のタスクを任せてもらえると自分の成長を感じられて嬉しいですよね。ステップアップに向けて、具体的にはどのような取り組みをされましたか?
家:
内部でタスクの進め方を工夫し、対面での状況把握や勉強会の実施など、様々な取り組みを試しました。
出社することによって、質問をしやすい環境を作っていただいたことや、ホワイトボードなどを活用した勉強会を設けていただいたことが、仕様の理解を深めることに繋がり、遅延の解消にも寄与しました。
また、自分自身としては、アサインされた仕事には取り組むべきだという気持ちで、一つ一つ段階を踏んで経験を積むことに努めました。
また、できないことはできないと諦めずに、「どうしたら良いか」という視点で考えるようにしました。
佐藤:ありがとうございます。
CREFILの中でも難しいプロジェクトだと伺っていましたが、こまめにチーム内で会話されて、内部のルールも工夫されていて良いなと思いました。

佐藤:では、逆に一番成功を感じたエピソードをぜひ聞かせてください。
家:実装経験が少ない中でしたが、実装スキルが必要な詳細設計において、無事にタスクを完了することができました。また、クライアントからのレビューでも大きな指摘はなく、プロジェクトマネージャーからもスムーズなレビューで良い評価をいただけました!
佐藤:ありがとうございます。
プロジェクトの延長時に、クライアントから名指しで案件に残って欲しいと依頼があったとお聞きしました。その理由は、「テストにおいて素晴らしい結果を出しているから」とのことでした。テストケースが1万5000件もある中で、評価をいただいているとのことで、本当に素敵だなと思います。

CREFILの評価

佐藤:お答えいただいてありがとうございます。
では、クライアントとのやり取りの中で印象深いエピソードなどありますか?
家:定例会議での出来事が印象的でした。
事前にアジェンダはありますが、参加されている方々が担当者の異なる多くの課題と、仕様検討の全てを対応されていて、切り返しの速さと頭の回転の速さに感嘆しました。
全く異なる画面の要件を頭の中で整理してるんだな、と見ててとても器用な人だなと感じました。
佐藤:難しい仕様の要件をそれだけ把握されて会話もされていることは素晴らしいですね。

佐藤:最後に、家さんの仕事のやりがいをお聞かせください。
家:一緒に働く人の技術レベルの高さにとても刺激を受けています。また、仕様が複雑な今までにないものを多くの人が一緒に作り上げていくことに、とても面白さを感じています。
設計から実装のフェーズに入り、画面が実際に動いたところには感動しました。
そして、仕事終わりのビールが美味しいところが、私にとっては仕事の醍醐味ですね!
佐藤:間違いないですね。(笑)
ありがとうございます。CREFILはプロジェクトの難易度や周囲の方々の高いレベルなど、刺激的な環境ですよね。インタビューにご協力いただきありがとうございました。