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得意なことを活かしながら、新しい挑戦を


高田 里美
前職では、デジタル広告のマーケティングデータの集計業務やVBAツール作成の経験を経て、現在は広告代理店にアソシエイト・ビジネスプロデューサーとして常駐し、集計業務やクリエイティブの制作進行のサポートなど幅広い業務を担当。


前職の経験があったからこそ出会えたお仕事

今回は、前職の経験があったからこそ、今のお仕事に巡り合えたお話をしたいと思います。

前職では3年間にわたり、デジタル広告を扱う広告代理店で広告配信の実績集計を主に担当していました。例えば、サイトやアプリで表示されている広告が、どれだけの人たちに届いたのかを数値化をするお仕事です。

もともとエクセルを触ることは好きでしたが、集計業務に必要な関数やマクロについてはほとんど初心者の状態でのスタートでした。職場には、すでに同じ業務を担当されているエクセルや集計業務に精通したプロフェッショナルがいらっしゃったので、日々の業務を通して実践的な経験と知識を積むことができました。最初は業務を引き継ぐだけでも精一杯だった私ですが、3年後には、関数やマクロを活用して集計用のファイル構築までできるようになっていました。

その後、ここでの3年間の経験と知識が活かせるようなお話をクリーク・アンド・リバー社の担当営業さんからいただき、クリーク・アンド・リバー社でアソシエイト・ビジネスプロデューサーという仕事に就くことになりました。

新しい業界にとまどいながらも新しい挑戦

ビジネスプロデューサー(BP)という言葉に馴染みがある方も、そうでない方もいらっしゃるかと思いますが、要約すると営業になります。今常駐している広告代理店での営業のお仕事は、幅広く多岐にわたりますが、私は主にテレビのアクチュアルデータのとりまとめやレポート作成、クリエイティブの制作進行のサポート、資料や書類作成などを担当しています。今まで営業の経験などまったくなかったのですが、前職での集計経験をアクチュアルデータやその他の数値管理の取りまとめなどで活かしつつ、新しい業務にも挑戦できる環境と思い挑戦してみようと思いました。

実際にお仕事を始めてみるとデジタル広告とテレビ広告の違いは想像していたよりも大きく、集計の経験や知識を活かしたいのに即戦力になれていないことにモヤモヤする日々を過ごしました。
まずはテレビ業界の知識として初歩的な世帯GRPや個人GRPなどの指標の理解から始まり、エリア別や世代、性別などに分けての集計が必要となることなど徐々に理解を深めていきました。最初は自分が集計した結果が正しいものなのか不安になり、過去のレポートを実際に自分でも作成しながら集計方法に誤りがないかなど確認をしていきました。今は以前よりも慣れてきたので、作業を効率化するためのファイル作成や、こんなデータが見たいなどの分析のための集計もあります。

もう1つ大きく異なることは、実績集計で終わるのではなく、全体の把握や過去実績のとりまとめなどを行うことで、新しい気づきから新たな仮説にも繋がり、最終的にはネクストアクションへと繋がっていく過程に携われることです。だからこそ、いつでも必要な時にどんなデータでも提供できるようにデータの管理を大切にしています。まだまだ知らないことがたくさんありますが、日々の業務を通じて常に新しい知識や経験を重ねていきたいと思っています。

そして新しい経験としてクリエイティブの制作進行のサポートをしています。バナー広告や動画広告の制作進行をお手伝いしています。主に制作スケジュール管理やクライアントと制作チームとのやり取りなどを行っています。前職ではクライアントや関連会社とのコミュニケーションは行っていなかったので対応に迷うことや、どうやって進めていけば良いのか悩むこともありますが、さまざまな方と関われる機会があり、業務を通して新しい発見や経験を積んでいます。
新しい環境と慣れないお仕事でもリモートワークのおかげで愛猫と一緒に頑張れそうです。

裏方のプロフェッショナルを目指して

クリーク・アンド・リバー社は、クリエイティブ領域に強みを持つプロフェッショナル集団です。私はディレクターやデザイナー、ライターなどのクリエイターではないですが、数値のプロフェッショナルになれるのかもと思っています。ほとんど裏方で地道な作業も多いですが、チーム全体の効率化ができるマクロのツール作成や今までの経験を活かして今後は分析業務などの経験も積んでいきたいと思っています。


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