当初、夏頃にはウクライナ優位で戦争は終結するだろうという予測がネットでありましたが、ロシア軍の攻撃は収まらず、戦争は泥沼化しています。
ロシア軍の東部制圧の攻勢が衰え始め、ようやく西側諸国から供与された高性能兵器でウクライナ軍が南部を中心に反撃を始めています。
プーチン政権は、ウクライナ侵攻の出口戦略をめぐり、高官の間で対立が起きているとのこと。
プーチン氏が最終的にどのような決断を行うのかで、戦争の行方が左右されるようです。
また、戦争の長期化でエネルギー問題を抱えるドイツをはじめとするヨーロッパ諸国が、冬を前に何らかの行動に出るとの見方です。
西側諸国の武器供与が、ロシア本土への反撃となり、世界大戦に発展することの懸念と、世界経済を守る動きが、8月以降のウクライナ戦線でどう出るか
今後のニュースから目が離せません。
吉田 成之氏の記事は下記となります。
「早期終結派」と「戦線拡大派」の対立
南部奪還を目指すウクライナ軍
早期の領土奪還実現へ米欧が戦略転換