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プーチン氏のウクライナ軍事侵攻!今世界は?この2週間が山場?

東部の戦闘が激化しており、ウクライナ兵を隠れ家からいぶし出すとして、ロシア軍が化学兵器を使ったとの報道が流れています。

「「白い煙が見えたあとで耳鳴りがして脈が速くなり、地面に倒れて動けなくなった」などと話しているほか、「被害者にはのどの炎症や血圧の上昇などが起きている」と話す医師の証言も紹介されています。」

5月のロシアの軍事記念日までに勝利を確定したいプーチン氏が、化学兵器や核を使うのではないかとの懸念が以前から出ており、マリウポリの状況が心配です。

世界は今、どのように動いているのでしょうか。

陸続きでつながるヨーロッパは、日本では考えられないような民族間の国境をめぐる争いが、歴史的に繰り広げられてきました。

ヨーロッパ諸国の要人とプーチン氏との繋がりは、ブチャの虐殺行為を超えても、断ちがたいものがあるようです。

フランス大統領選で、プーチン寄りのルペン候補が当選すれば、今後のウクライナ情勢にも影響してくるでしょう。

今回のウクライナ侵攻で、プーチン氏はキーウを攻略できませんでしたたとえ東部を制圧しても、今後のロシアと世界との関係修復は難しいでしょう。

フランス大統領選で、ルペン氏は何故プーチン氏寄りで、そして、フランス国民は何故ルペン氏を支持するのでしょうか。。。

French election: Macron and Le Pen set to face off in second round, exit polls show | DW News

Projected results after Sunday's first round placed Macron well ahead of Le Pen. The run-off is due to be held on April 24.

また、ドイツはウクライナと同様の虐殺の歴史がありながらも、エネルギー源でロシアに依存しているため、なかなか強く出れない状況にあります。

イタリアには、プーチン氏を支持してきたビジネスマンがいて、ロシアとの繋がりを簡単に切ることはできないようです。

また、ロシア国内での情報統制が行き届いており、ロシアのウクライナ侵攻は「ネオナチから人々を守るためで選択肢は他になかった」「ブチャの惨事はフェイクニュースだ」となっており、経済制裁が逆にロシア人の団結とプーチン支持になってきているようです。

ロシアで広告業を営むリタ・ゲルマンさん(42)(比較的裕福な中間層)は、プーチン大統領に長い間反対してきましたが、西側諸国がロシアに厳しい制裁を科したことで、「私は開眼した、プーチンはNATOからロシアを守った」と称賛した。


プーチン氏が東部都市への攻撃にそなえて再編成をするこの2週間が、ウクライナに残された最後のチャンスと言われています。

フェイクニュースと言われているウクライナの虐殺に関して、世界は今後、どのように動いてゆくのでしょうか。

ロシア人の反戦の声

言論の自由をメディア統制、ネット管理で統制してきたプーチン氏でしたが、最近になりようやく、国内の人々からの反戦の声もでてきました。

ウクライナ戦争後のロシア

予想外?の“オウンゴール” プーチン大統領が失ったもの 【報道1930】


ーーーーー報道1930よりーーーーー

筑波大学 東野篤子准教授
「ロシアが当初の予想もしなかったウクライナの抵抗は今も続いている。
今回の戦争がもたらした“ロシアにとって予想外“なことがもうひとつある。それは・・・。

ロシアの“オウンゴール”


ウクライナ侵攻に反対する反ロシアデモが世界各地で行われている。
それはロシアと1300キロにわたり国境を接するフィンランドでも…。

フィンランドは大戦中ソ連に侵攻された。その恐怖と脅威もあってEU加盟国でありながらNATOには参加しなかったという。NATOに名を連ねれば有事の際、真っ先にロシアの侵攻を受けるかもしれないからだ。しかし、今回のウクライナ侵攻が転換点になった。
フィンランドは、ウクライナに武器供与を決定した。さらに世論調査でNATO加盟支持が50%を超えた。

フィンランド国営通信 ヘイッキ・ヴァルカマ記者
NATOに入るか入らないかで20年間話が続いていますが、この1か月でぐっと入りたい人が増えました。フィンランドの外交が、ここ2週間で90度くらい変わりました。180度は変わってませんけど(笑)」

同様のことはスウェーデンでも起こっている。ウクライナへの兵器供与を決定し、NATO加盟の世論が高まっている。また、モルドバとジョージアがこのタイミングでEU加盟を申請した。

ロシアは、ウクライナという緩衝地帯がNATOに取り込まれることを恐れて軍事作戦を始めたにもかかわらず、逆に他の緩衝地帯がなくなってしまう展開になっている。



筑波大学 東野篤子准教授
冷戦後、ヨーロッパが作ってきた中立という概念は、大きく変わりつつある。中立を保つ意味はロシアの脅威の前にあまりない。だからNATOのメンバーになってしまおうと…。

これは、ロシアは全く予想してなかったと思う。副次的な効果としてフィンランドもスウェーデンもNATOの方を向いてしまったということにロシアはいら立ちを隠さない。軍事侵攻がなければ、この2か国がここまで急に動くことはなかった。完全にオウンゴールですね

ヨーロッパの大きな転換は他にもある。
NATOは国防費を各国GDPの2%以上を目標としているが、ドイツは頑なに1%台に抑えてきた。
そのドイツがロシアの脅威に対抗するためGDPの2%を超える国防費を投じると表明した。
永世中立国スイスが、対ロシアのEU制裁を全面的に適用するとしたのだ。

防衛研究所 山添博史 主任研究官
「今、もうロシアは世界から完全に孤立した要塞になる準備をしている。
外からの情報は遮断し、「NATOがロシアを攻撃しようとしているからロシアはプーチン政権のもと戦うんだ」と。
ロシアはもう別世界になってしまっていることを注意しておいたほうがいい。
(BS-TBS『報道1930』 3月8日放送より)

ーーーーーーーーーウクライナ情勢ーーーーーーーーー


No Russian officials at ceremony marking liberation of Buchenwald Concentration Camp | DW News

Germany is marking the anniversary of the liberation of Buchenwald concentration camp from the Nazis. Holocaust survivors and Jewish leaders gathered to remember the opening up of the camp 77 years ago. German officials have told Russian and Belarusian diplomatic representatives last month that they are not welcome at the commemoration for the 77th anniversary of the liberation of the Buchenwald and Mittelbau-Dora Nazi concentration camps. One reason for the move was the death of the 96-year-old Buchenwald camp survivor Boris Romanchenko. Romanchenko, who had previously served as vice-president for the international committee of survivors for the two camps, was killed by Russian bombardments in the Ukrainian city of Kharkiv in mid-March. The Nazi camps were liberated by US troops on April 11, 1945, shortly before the end of the Second World War.


歴史の中で人道的に許されない虐殺の事実は法的に追求されてきました。

War crimes: Alleged militia leader at ICC's first Darfur trial | DW News

The first ICC trial addressing the murder and torture of hundreds of thousands of people in Sudan's Darfur region. A Sudanese militia leader is on trial at the International Criminal Court for atrocities committed nearly 20 years ago in Sudan's Darfur region. Ali Abd-al-Rahman - also known as Ali Kushayb - is suspected to be linked to the Janjaweed armed group. He's been charged with 31 counts of war crimes and crimes against humanity. DW's Tomi Oladipo reports.

Rape, torture, murder in Ukraine – Does Putin feel no remorse over his invasion? | Conflict Zone

More allegations of rape, torture and indiscriminate murder come to light as Russia repositions forces in Ukraine.
Putin understands that he is losing his war of aggression with each new outrage.
Putin will "not step back" until he achieves his goal of a neutral Ukraine and regime change in Kyiv.




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