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今日も京都て歩いて行こうと 〜浄福寺周辺〜

京都在住です。よく散歩に行きます。
気が向いたとき、私が訪問した場所を
紹介します。

いつも、今まで歩いていない通りを
歩くようにしています。
初めてみる建物やお店など、
新しい発見があるからです。

昨日は、たまたまですが、浄福寺通りを
歩きました。
通りの名前は後で知ったんですが。

浄福寺自体も、たまたま寄っただけで、
こんなにおおきなお寺があるってのは
知りませんでした。

場所的には、嵐電の終点、北野白梅町から
東へだいぶいったところ。
京都に観光に来られたかたは、
北野天満宮にはよく行くんでしょうが、
ここらあたりまで足を延ばしてもらっても、
風情があっていいですよ。

北野天満宮、上七軒、大報恩寺みてから、
ここ浄福寺も寄って、清明神社にも行く、
とかどうでしょう。

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東門です。この赤い門が気になって、
入ってみました。
門自体を赤く塗ってるのは珍しい。
後で調べてわかったんですが、豊臣秀吉の
聚楽第の門の移築じゃないかって噂が
あるらしいです。

雰囲気はありますね。寺社仏閣は数多く
ありますが、ここはだいぶ広いです。
通りの名前になるくらいで、名のある
お寺さんだから当然ちゃ当然です。

幼稚園も併設されています。京都の大きな
お寺さんでは、幼稚園が併設されてる
ところも多いです。

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いつもの、私の好きな看板。これをみると、
いろいろ、そこのいわれ、とかがわかるので、
たいてい読みます。

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てくてく入って行って、右側。なんでしょう。
この建物。屋根の上の装飾も相まって、
ちょっと洋風。南蛮寺?って感じが
少しします。

看板も無いので、わからずじまい。
この塀の向こうは、お墓でしょうか。
となると、だれかえらいひとのお墓
関連でしょうか。

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広い境内。これも、後で知ったのですが、
右側の建物と、左側の大きな建物、
実は中で一体につながっているらしいです。

建造当時、デカい建物は立てちゃいけない
法律があったらしく、コソーリやっちゃった
みたいです。日本最古の違法建築、
と自虐紹介したこともあるみたいです。

センスありますね!

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また看板。東門の看板とは、だいぶ内容が
違うような・・・??
創建・由緒は不明って、、、東門には
それっぽいこと書いてたような???
まぁ、別にいいですが。

やっぱり、赤い門は珍しいので、赤門寺、
と別名もついているみたいですね。
この看板によると、江戸時代後期に赤く
なったみたいで、となると、聚楽第の
遺構説は違うのかもしれません。

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でっかい、立派な鐘もありました。
除夜の鐘のとき、一般の人もつかして
もらえるんでしょうか?
これも詳細不明です。。。

つけるお寺さん、たくさんあるんで、
ここもつけるかもしれません。

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鐘の横にある、デカイお地蔵さん。
京都は、いたるところにお地蔵さんの
小さな社があるんですが、
この大きさのはその辺にはないです。

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たぶん、正式な写真は、この角度でしょう?
って感じで撮ってみました。灯篭と、松の
位置関係も、よく見ると、あまりない配置
かもしれません。

松もいい形だし、建物がいい感じに隠れてちらりと見える。。。

ちらっと見えるほうが、丸見えより、
やっぱりいいですよね??

・・・え??建物の話ですけど??
(またそれかい)

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この周辺は、いわゆる『西陣』といわれる
エリアで、西陣織の発祥地でもあります。
いい感じの京町屋も多く残っています。
ここは、きれいにリノベーションされてる
な、、、と思って、ちょっと見てみましたら。

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むむっ!このろぉじ、入れそうやん??
リノベーションして、なんかの店っぽい。
一般的なろぉじでは、この上の木の札に、
苗字が書いてあって、住居の入り口と
なっているんやけど。

まず、ろぉじの説明をしましょう。

こういう、建物の隙間や横から、このくらいの
隙間を通って、奥の住宅につながる構造、
京都ではよくあります。奥行が長いので、
こういう工夫をして、たくさんの人が、
効率よく、昔から住んでるんです。

そして、こういう細い道、住宅につながる
生活通路を路地、といいます。漢字で書くと
路地、なんですが、まぁ、読んでも『ろじ』
なんですが、正確には?京都っぽくいうと、
『ろぉじ』と、少し伸ばして発音するのが
京都弁です。

イントネーションは、真ん中の小さい『ぉ』
を、上げて発音すると、一層、京都感が
はんなりしみだして、よろしいかと思います。

それも、よろしおすなぁ。。。
(これはまず言わないけど)

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よくある、ろぉじは、言っても、ほんとに
そこの住民さんの家の一部みたいなもんで、
まぁ普通は、あまりここまで入らないほうが
よろしいでしょう。けど、ここはお店っぽい
ので入ってみました。

後で調べたので、先にネタバレすると、
なんか、宿泊施設みたいです。あと、古く
見せてますが、松竹映画撮影所の技術が
つぎ込まれているそうです。

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時代劇みたいな、ちょっと異世界にきた
ような。ろぉじを入ってきてるので、余計、
周りとの隔絶感があって、とってもいい
感じです。

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三味線?これも、あとで調べて知った
んですが、和のいろんなコンセプトで、
独立した部屋にしてるみたいですね。

ここに泊まって、周辺散策もいいでしょう
ね~。。。ただ、高そう。宿泊価格は
調べてませんが。

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三味線、番傘とか。テーマごとに分かれた
部屋があります。ここは、お茶、茶室?
をモチーフにしてるのかな??

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ここは、グローブ屋さん。野球とかの。
なんでかはわかりません。1件だけ、お店が
入ってて、それがここ。

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中から戻り始める感じです。髪結いの間も
ありますね。あの建物の隙間を抜けたら、
現世に戻ります。車が見えるので、それが
やっと実感できますね。写真でみると。

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西陣ろぉじの斜め前に、赤レンガろぉじが
ありました。

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この左手が、赤レンガろぉじのいわれ
でしょう。何かの遺構かと思われます。
明治か、大正時代でしょうか?

看板がなかったので、もともと何かとか、
不明です。奥は、普通に民家っぽい。
もう、レンガだけです。ここは。

けど、イイ感じです。こういうとこ、
住んでみたいなぁ。けど、長屋やから、
隣の人がめんどくさい人とかやったら
いややなぁ、、

とか、どうでもいいことを考える。。。

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もう少し北にあるくと、なんか気になる
カフェがありました!入ってないけど、
たぶん、イイ感じやと思う。雰囲気あるから。入ってないけど。
また機会があったら行ってみたい。

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さらに、北に歩くと、なんか気になる
京町屋、、、いや、お医者さん??。。。。
この看板何??、、私、看板好きなので、、、
ちょいと確認。。。

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あ、、、はい。。。

あの、、あ、、、もう大丈夫です。。
痛くなくなりました。。。(震え声)



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