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やきやきにっき 番外編 〜炭火で焼いた鶏皮のウマさに、ひれ伏すがいい〜

ぐだぐだ、
文句を言ってばかりの人。

居ますよね。

結局、
何もしないで日が暮れる。

自分で動いたの?
自分で経験したの?
自分で焼いたの??

私、焼きましたよ。

炭火で、七輪で、鶏皮を。
自分で、ね。

このウマさは、
同じことをした人にしか、
伝わらない。

いくら、本を読もうが。
いくら、人に聞こうが。

いくら、
わかったつもりになろうが。

なんのことはない。

経験に勝るものはない。
百聞は一見にしかず。

なんなら、
やきやきにっきも、
100回を数えました。

やきやきの、最中。

いぶしたけむり。

あぶらぎった感触。

ずっと、長い時間。

七輪の前で、
鶏皮の焼ける様をみていたら。

なんとなく、世の中の物事が、
わかる気がする。

すべてはつながっている。

大きな流れがあり、
すべては偶然であり、
すべては必然である。

そうなのかも、しれない。

ペーパータオルで、
浮いた脂を、叩いて吸収する。

いくら紙で拭き取ろうとしても、
脂は、焼けてる表面側しか、
吸収できない。

焼いてる網の面の脂は、
下に、炭の上に落ちる。

そう。

ひっくり返すと、
ものすごい脂がでてる。

事実、焼けてるのは、
炭火に直接当たる部分、
そこが、一番焼ける。

本当ってのは。

事実ってのは。

そこにある。

その、一番焼けてる部分に、
一番脂が出てくるそこに、ある。

そこに、本当がある。

そこに、事実がある。

わかりますか?

そういうこと、なんですよ。

実際、ほんとうに、
思い切り脂が出るのは。

常に炭火と直接当たる、
まさに、その、表面だけ。

そういう、こと。

いくら、それっぽく言っても。
いくら、それっぽく見せても。

なんなら、
焼き立てを食べたとしても。

それが、焼いてもらったものなら。

それは、残り香でしかない。

実際に、七輪と炭を準備して。
実際に、焼いてる人。
実際に、けむりをすってる人。
片付けまで、やり切る。

そういう人に、
かなうワケがない。

分かりますか?

言ってることが。

分かりますか??

そういうこと、なんです。

どんなに努力したつもりでも。

どんなに説明してみても。

どんなに、とりつくろって、
良いように見せた、としても。

炭には伝わらない。
ただの炭には、伝わらない。

何も、起こらない。

炭は、ただ、そこにある。

炭には、ウソはつけない。
ハッタリも、通用しない。

ただ、あるがまま。

ただ、燃えるか、燃えないか。
ただ、それだけのこと。

燃えるようにしてやれば燃えるし、
燃えない状態なら燃えない。

ただ、それだけのこと。

炭ってのは、そういうもの。

いつも、同じ。
いつも、単純。

ギターをひこうが、
超スピードで走ろうが、
何かを書き散らかそうが、
七輪で焼こうが。

何をしたって、同じこと。

行き着く場所は、
いつも同じ。

誰しも、同じ。

なんだって、同じ。

焼くか、焼かないか。
分かるか、分からないか。

ただ、それだけのこと。

どんなに叫んでも、
それは変わらない。

どんなに秘密にしても、
それは変わらない。

ただ、事実。

事実だけが、そこにある。

七輪で、じっくり焼いた、
カリカリの鶏皮はウマい。

自分で、炭火で焼いた、
鶏皮は、ウマい。

そのウマさに、
ひれ伏すがいい。

(だいぶこじれとるな🤤✨)




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