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今日も京都て歩いて行こうと 〜愛宕神社〜

京都在住です。
よく散歩に行きます。

気が向いたとき、
私が訪問した場所を
紹介します。

今回、ついに!(?)
愛宕神社へ登ってきました!

3400字弱、写真50枚程度の、
ボリュームのある記事になります。
お時間のあるときに、
ごゆっくり、堪能ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・

愛宕神社は、京都の北の方にある、
昔から信仰されている神社です。
『火廼要慎(ひのようじん)』
のお札で有名な神社です。

千日通夜祭という祭事が昔からあり、
7月31日の夜中に参拝すると、
千日は火事に遭わない、という
スキルが付与されるのです。

ただ、真夜中ってのも、ハードル高くて、
なかなか行かなかったんですね。
私も。

今年は、コロナもあって、
31日夜の付与条件が緩和されてます。
7月23日~8月1日の昼間でOK。

こりゃ、行くっきゃない!!
ってことで。登ってきました。

なんでそんなにハードル高いか。
ほぼ、登山なんです。
登り口の駐車場から神社までが、
4.2Kmあります。往復8.4Km。

普通に歩いてもキツイですよ。。。
こんなん。

でも、今回は、千日スキルをゲット
するために、がんばりました!!

まずは車で、丸太町通をずっと西へ。

左に曲がると嵐山、右に曲がると清滝、
の交差点を右に。

オバケが出る、てことで
有名な、清滝のトンネルを抜けて。

あさ6時半頃めがけて。

駐車料金1200円。
ここの駐車場が6:30~18:00なので。
なんせ、登るので2時間かかるらしい。

一応、登山に近いので、長袖長ズボン、
靴はもちろん登山に凸凹石に耐えるもの、
できる限り、登山用の杖みたいなんが、
あったほうがいいです。
特に下りで必要。

いざ。川を渡るっ!!

いい景色です。
まだ最初なんで、全然余裕あるから、
景色を堪能しています。

おう!こっちですと!!

いざ、参らん!!
千日詣もちゃんとやってるし!

まぁ、山道ですね。
なんせ、4.2Kmを登らないといけない。

人がすれ違える程度の広さは、
ずっとありますが。
結構、キツイ傾斜があるところも多い。

特に、最初~3分の1くらいまでは、
かなりキツイ。ハァハァ言うくらい。

まぁ、私は、毎週10Km少し、
走ってるので、足の筋肉は普通の人
よりはあると思ってます。
なので、膝が痛くなるとかはないですが。

まぁ、キツイはキツイ。
2Ⅼのアクエリをリュックでかついで、
ちょうど無くなりました。

ずっと山道。えんえんと山道。

小さな祠。

なんだっけ、、なんか、建物跡でした。
看板、撮り忘れた。

こんな感じの山道。ずっと山道。

ところどころに、私の大好きな看板。
ここでは、丁石(ちょうせき)の説明を
してくれています。

ふもとから、愛宕神社まで、50丁。
要所要所に、丁石があったりなかったり。
調べたら、一丁って、≒109mだそうで。

え、、となると。
4.2Kmちゃうんちゃう???

まぁ、別にもういいけど。
ふもとの測り方の起点が違うんかな。

これが丁石です。
どれも、建立年代不明だそうで。

不明って。なかなか、そそりますネ。
江戸時代っぽいですが。

お地蔵さんと丁石のコラボ。
花は。。。造花でした。。。
まぁ、そうですよね。。。

休憩所。
なんか、イイ感じの写真になりました。
自写真自賛。

茶屋跡だそうです。

確かに、最初は特に傾斜がきついので、
このへんに茶屋があったら助かるかも。

いまは石碑があるだけ。
ちょっと広くなってます。

ずっと山道。
基本的にずっとこんな感じ。なので、
この地面の感じを歩ける靴が必要です。

急に、開けた場所がありました。

絶景かな、絶景かな!!

京都市街、一望!!
これだけでも、登った甲斐があります。

いや、、そんなことないか。
(どないや)

なだらかな山道。
中盤は、こんな感じのとこもあります。

また、、、山道。。。
まぁ、、そうですよね。。。

カワラケ投げの看板。

もちろん、今は何も投げてはいけません。
良い子はマネをしてはいけません。

ここから、投げてたようです。
確かに、何か投げたくなる。。。

はい。水尾別れってとこに着きました。

清滝側から登ってきました。
はい。80分くらいはかかってます。

こっち行ったら、水尾方向です。
今回は行きません。

こっち、さらに登って行くよ。
お地蔵さん、オイラ、登るよ!!

途中に、お地蔵さんがたくさん、
祀ってあります。
彫ってから持ってきたのか、
その場所で彫ったのか。

これも、
ひとつひとつのお地蔵さんごとに、
いろんな逸話があるはずだけど。

京都には、お地蔵さん、ものすごい
たくさんあります。

地蔵盆っていう、お祭り?地域行事?
もあるくらいだし。

あ、お地蔵さんじゃなかった。。。
今回の記事のメインは。

絶景ポイント2か所目。
こちらから見えるのは、
亀岡方面のようです。
サンガスタジアムも見えます。

おっ
ちょっと、参道っぽくなってきた!

デカい木。
オラ、頑張ってるよ!!
オラに、力を!!(誰?)

見えた!!ついに!!
なんか、門だっ!!

黒門っていうらしい。その看板。

1868年の、神仏分離令って、
ものすごい影響がいろんなとこで
あったようですね。

お寺、破却って。。。
いろんなところで、見ます。
この影響で、破壊されたってのが。

もうちょっと、ちゃんと勉強、
しないとなぁ。。。

世界史を専攻したはずみで、
日本史は寝てたから。
(あかんやつ)

黒門でした。これが。雰囲気あります。

いや、まだ山道続くんか~い。。。
まぁ、そうですよね。。。

おっと。
境内っぽいとこまで来たよ。

まだあんねんコレが。。
さらに続くよ。

はいっ
どどんっ!!

『愛宕神社』
来たよ!!

キタコレ。やっとや。
(人にはモザイクかけてます)

真鍮?の鳥居に、イノシシの彫刻。

やっと、、やっとや!!
端正で、厳かな門です。

まだあんねんコレが。。。

しかししかし!
もうじきですぞ!!

はい~。
きました。本殿です。

茅の輪がセッティングされていました。
左に回る、右に回る、もう一回左に回る、
もう一回右に回ってGO!!
茅の輪をくぐる前に、毎回一礼してから。

もう、覚えましたね!?
これは、どこでもあるので、
覚えておいたほうがいいですよ。
どこも、だいたい同じやりかたみたいです。

お神酒があった!!!
今日は、我慢です。
車なんで。

これこれ。この、ウチワの模様の、
お札、京都の古い民家には、たいがい
貼ってます。

昔はとくに、炭で、かまどで、
全て料理とかしてましたし、火事は
ほんとによくあるし怖いし、
だったんでしょうね。

とりあえず、このウチワは買いました。

ひとしきり休憩して。

なにか、食べ物も、もってきたほうが
いいです。ちゃんと栄養も補給しないと、
下るにも下れません。

もちろん、ごみはかならず
持ち帰ってくださいね。
言うまでもないですが。

水分補給もこまめにしてください。

堪能したので、帰ります。

実は、下りって、めっちゃキツイ。
ヒトの足って、下るようにできてないのか?

とりあえず、杖的なものは、特に、
下るときにあったほうがいいです。

ゆっくり下らないと、危ないし。

結局、登りと同じくらい、下りも
時間がかかりました。

往復で、全部で6時間くらい。

お疲れ様でした!

あ、あと、山に登る人は慣れてるかも
しれませんが、すれ違うときに、
たいがい、誰とでも挨拶します。
(コミュ障の人にはツライかも)

普通は、こんにちは、
とかでしょうけど、
ココでは。愛宕さんの、
千日参りでは。

登るときは、下ってくる人に、
『おくだりやす』

下るときは、登ってくる人に、
『おのぼりやす』

と、声掛けします。
なんか、そうみたいです。
京都っぽいですよね。

ちょい恥ずかしいですが、
こういうもんなんで、せっかくなんで、
おくだりやす、おのぼりやす、
声掛け、雰囲気、楽しみましょう!

オマケ。
白髭社。。。気になったけど、
行かなかった。横にどこまで続くか
わからなかったから。

だいぶ、疲れてたし。
ワンピースに関連してる??
白髭の大将、好きな人は、
参拝する?違うか。。。

次回の宿題ですね。

オマケ、もうひとつ。
登山道のすぐのとこに、謎の建造物。

なんかが、ズドーンと通ってた感じ。
なんじゃこれ。鉄道跡っぽい。

看板みっけ。
ケーブルカーが、1944年、終戦前まで、
あったんですね!

プチ廃線マニアの私が、
反応したワケでした!

さらにいうと、ここに来る時の、
清滝のオバケトンネル、この看板の、
1929年に敷設された、鉄道の平坦線の
トンネルだったんですね!

どうりで、古くて狭いはずだ。
嵐山から、この清滝まで、鉄道が
通ってたなんて。

今なら、ものすごい観光資源に
なってたはず。目の付け所がすごい。

オマケまで紹介したので、
今回はここまで。

お疲れ様でした!


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